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新型X4試乗、スタイリングを活かした走り

剛性が高まり、乗り心地もハンドリングも極上

今回試乗したのはガソリン・エンジンの最上級グレードであるxDrive35i。X3を始め多くのモデルに搭載されている3.0L直列6気筒ツインパワー・ターボだが、BMWの代名詞ともいえる直6はあいかわらず絶品だ。低回転域でのトルクが充実しているため街中を流しているときは2000rpmほどで事足りてしまうが、いざアクセルを踏み込んでいくと6500rpmまでスムーズかつシャープに吹き上がっていく。今どきは燃費志向のエンジンが多く、官能性やドライバビリティが犠牲になっていることも見受けられるが、さすがはBMW。このエンジンだけでも欲しいと思わせる魅力を持っている。

プラットフォームはX3用でホイールベースも同じだが、ボディのシッカリ感が際立ち、乗り心地もハンドリングも極上だった。じつはボディ形状の違いによって剛性が高まっているのだ。直線と角で繋げたようなボックス型のX3よりも強固になり、ボディ剛性値は7%改善されているという。X4はテールゲートの開口部が大きいので剛性面で不利なのかと勝手に想像していたが、これは嬉しい誤算。

X3もそうだがステアリング・フィールは絶品でワインディングでもちょっとしたスポーツカー顔負けの走りを見せる。SUVなりの重さや重心の高さは感じられるが、それも悪くはない。最近のBMWのセダンやクーペはシャシー性能が高く、ちょっとやそっと攻めたぐらいではミズスマシのようにコーナーをクリアしてしまうが、それよりも操っている実感があるからだ。今回はヘビーウエットのなかも走ったが、そういった際にはタイヤにしっかり荷重をかけていける感覚があって、むしろセダン系より乗りやすいぐらいだった。

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