ポルシェが究極の「718スパイダーRS」発表。2000万円超えも人気化必至
掲載 carview! 文:編集部/写真:ポルシェジャパン 29
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5月10日、ポルシェが「718スパイダーRS」を発表しました。価格は2024万円。予約受注も始まっています!
718スパイダーRSは「911 GT3」と共通の自然吸気の4.0L水平対向6気筒ユニットを搭載する718ファミリー最強のオープンモデルで、同じエンジンを積むクーペモデルの「718ケイマンGT4 RS」と対を成す存在。しかも2025年にはBEV化されることが決まっている718ファミリーにとって最後のエンジン搭載モデルでもあります。
搭載エンジンの最高回転数は9000rpm(8000rpm)、最高出力500ps(420ps)、最大トルク450Nm(420Nm)を発生し、7速PDKトランスミッションを介して0-100km/h加速は3.4秒(3.9秒)とケイマンGT4 RSと肩を並べ、最高速度は308km/h(300km/h)をマークします。※()内の数値はノーマルの「718スパイダー」のもの。
>>718ケイマンのグレードごとの価格や詳細情報はこちら
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手動式のソフトトップはシングルレイヤーの超軽量タイプで718スパイダー比で7.6kg軽量。車両重量も1410kgと、PDK搭載の718スパイダーより40kg軽く、「718ケイマンGT4 RS」と比較しても5kg軽量になっています。
車高が30mm低められたシャシーはケイマンGT4 RSと718スパイダーのコンポーネントを使うものの、ケイマンGT4 RSとは違う独自のサス設定が与えられているとのこと。スポーツ仕様のPASM(ポルシェ アクティブ サスペンション マネージメントシステム)や機械式LSDを備えたPTV(ポルシェ トルク ベクトリング)、ポールジョイント式のサスペンションベアリングや20インチ鍛造アルミホイールなども装備します。
インテリアも人間工学的に不可欠なものだけに切り詰められ、軽量CFRP製のフルバケットシートなどを標準装備。鍛造マグネシウムホイールやチタン製のスポーツエグゾーストシステムなどもOP設定されます。
ボディカラーは新色のバナジウムグレーメタリックをはじめ、スペシャルカラーのアークティックグレー、シャークブルー、ルビースターネオなど、4色のソリッドカラーと3色のメタリックカラーを用意。また、718スパイダーRSのオーナーのみが購入できるポルシェデザインのクロノグラフも用意されています。
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GTカー部門の責任者、アンドレアス・プロイニンガーによれば「718スパイダーRSはオープントップでのドライビングプレジャーを新たな次元に引き上げます。GT3のエンジン、クロスレシオのトランスミッション、コンパクトなサイズ、軽い重量、ワインディング向けに最適化されたレーシングサスペンション、最大の開放感。こうした組み合わせにより、非常に魅力的で純粋なドライビング体験が得られます(※一部省略)」とのこと。
実車がお披露目されるのは7月のグッドウッドフェスティバルオブスピードということですが、最後のエンジンモデルということもあり、オーダー枠は待ってくれそうにもありません。販売店へのヒアリングによれば、納期情報などはまだ一切入ってきていないとのことですが、気になる人は急いだほうが吉ではないでしょうか。
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