中古車の買い方とは?イメージに合う車をお得に手に入れよう【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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ときには、「納車された中古車がイメージ通りのものではなかった」ということも起こり得ます。車の状態や機能・装備の選択肢がイメージしたものと異なり、実際の使用感と差が生じるケースは少なくありません。
そのような事態を避けるためにも、購入後に後悔しないための車の選び方について解説します。
年式と走行距離は、中古車の価格を決める基準のひとつです。走行距離は、1年間で約1万kmが理想値とされます。たとえば、新車登録から5年経過している車の走行距離が約5万kmであれば、妥当な状態の車とみなされます。中古車相場ではこのような車が相場価格の中央値を形成するため、欲しい車の予算規模をイメージする際に役立ちます。
中古車検索サイトでは年式と走行距離を条件指定して検索ができるため、条件に合ったコンディションが良い車を探す際に覚えておくと便利です。
車の状態が良いほど、中古車の価格は高くなります。たとえば、3年落ちで低走行の車は故障が発生する可能性が少ないため、販売価格が高めになります。一方で、極端に状態が悪くなければ、7~10年落ち・走行距離がそこそこの安価な車を選ぶこともひとつの選択です。
ただし、年式に対して走行距離が極端に短い車は注意が必要です。このような車は、在庫として長く放置されメンテナンスが行き届いていない可能性があります。
新車販売台数のうち約4割がハイブリッドカーを占める昨今、中古市場でも燃費性能に優れたハイブリッドカーが安定して流通しています。軽自動車からSUVまで各メーカーからハイブリッドシステム搭載車が販売されているため、燃費性能で好みの一台を選べます。まだまだ流通台数は多くありませんが中古EV(電気自動車)も選択肢に入ります。
ただし、ハイブリッドカーは経年劣化や使い方によって燃費が変動します。カタログ記載の燃費性能を発揮しない可能性がある点も考慮すべきでしょう。
使用用途で購入する車を選ぶ際、通勤用にはロールーフ軽自動車、買い物用にはスーパーハイト軽自動車、そしてレジャー用にはSUVのようにボディタイプを絞り込めます。使用する用途と家族構成を考えれば、4WD搭載SUV、3列目シート搭載ミニバンなど必要な機能がおのずと明確になります。
使用用途で車選びをすると、車が生活の延長線上にあるものとして具体的なイメージがしやすくなります。使用用途のシミュレーションを事前にしっかり行い、失敗しない中古車選びを目指しましょう。
中古車は過去の人気車や絶版車を購入できます。これは新車にはない中古車のメリットです。
たとえば、スバル R1は新車販売が不調で、わずか5年しか製造されなかった軽自動車です。しかし、生産終了から10年以上経過したにもかかわらず、中古車市場では根強い人気があります。コンディションの良い車は2010年当時の新車販売価格とほぼ同等の価格帯で取引されるほどです。
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