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スズキ スウィッシュ発表 通勤通学に新旋風を巻き起こせるか

これまでアドレスVやヴェクスターなど原付二種スクーター(排気量51~125ccのクラス)で人気モデルを展開してきたスズキが、新たに小径10インチタイヤの原付二種スクーターSWISH(スウィッシュ)を発表しました。スズキの原付二種スクーターは、14インチと12インチタイヤを採用するアドレスシリーズがありますが、スウィッシュは前後に10インチタイヤを採用しています。小径タイヤならではの取り回しのしやすさで、通勤通学や狭い路地の多い都市部などでの使用を想定した設計となっています。発売は6月26日で、寒冷時の快適性を高めたスウィッシュ リミテッドは9月21日の発売です。

エンジンはアドレス同様、燃焼効率とフリクション低減を追求したSEP(スズキエコパフォーマンス)空冷124cc単気筒を搭載していますが、アドレス搭載のエンジンから吸排気を改良し、0-200mの発進加速で0.1秒、30km/hからの追抜き加速で0.3秒の走行性能向上を実現しています。

10インチのタイヤは前後ともに幅の広い100/90-10サイズを採用し安定性を向上、サスペンションはリアを2本とし、積載状況に合わせた3段階の調整機能を装備しています。

燃料タンクをフロア下に配置することで、シート下にフルフェイスヘルメット+αを収納できるトランクスペースを実現。LEDのヘッドライトやポジションライトが質感を高めています。

スウィッシュの価格はメーカー希望小売価格31万8600円、スウィッシュ リミテッドはナックルバイザー、グリップヒーター、シートヒーターを装備し、メーカー希望小売価格34万200円となっています。原付二種で小径10インチタイヤを採用するモデルとなると、廉価版を期待する声もあるかもしれませんが、スウィッシュは充実した装備の上級モデルとなっています。

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