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ブガッティ社長に独占インタビュー。チェントディエチの次は噂の4ドアや電動化もあり得る?

EB110の要素をいかに反映させるか?

ここにドイツ出身だが、イタリアでの長い経験を持ったヴィンケルマンの懐の深さがある。私が「ブガッティはフランス人、EB110を企画したアルティオーリはイタリア人でした。ドイツ国籍のヴィンケルマン氏はどちらですか?」とちょっと意地の悪い質問をすると「私はEU(欧州)人です。」とスマートな答えが返ってきた。つまり、社長はコスモポリタンで、ブガッティというユニークなブランドは国境を超えた存在価値があると認識しているのである。

過去のモデルの再生と聞くと「ミニ」や「VW ビートル」、あるいは「フィアット 500」に代表されるように、安価なレトロモデルというイメージがある。さらには「ジャガー XKSS」のような1億円もするハイエンドな復刻モデルもある。

しかしブガッティの場合は、単なる復刻ではなくて、最新技術をベースにした復活と言うべき内容を持っている。心臓部であるエンジンは8リッターW16気筒でなければならず(ヴェイロンもシロンもW16気筒)、これを組み込むのは容易ではなかった。EB110を最初に手掛けたマルチェロ・ガンディーニのデザインは当時としては斬新であったが、ブガッティのチーフデザイナー、アヒム・アンシャイトによれば今日では二次元的(平面的)だったのである。

それでも蹄鉄グリルはオリジナル(EB110)のような後付け感のある小さなものではなく、デザインアイコンとして適正なサイズで復元されている。また左右のリアクオーターパネルには丸型の冷却口が5ずつ設けられているが、これもEB110から引き継がれたデザインアイコンだ。

※ページトップの画像で、右奥のシルバーにペイントされたクルマがオリジナルの「EB110」。

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