新型ボルボV90とS90速攻試乗。新世代プラットフォーム採用の走りは?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:菊池 貴之
ボルボのフラッグシップだけあって、当然のことながらXC90に準じる安全装備のパッケージ「インテリセーフ」が備わる。加えて、先にXC90に採用された車線維持支援機能のパイロットアシスト2(アクセル/ブレーキに加え、ステアリングも自動化される機能)は、以前は40km/hでしか使えなかったのが、140km/h以下まで対応するようになった。こんなこと軽々に言うべきではないのかもしれないが、正直な印象はほとんど自動運転だ。ステアリングホイールに軽く手を添えてさえいれば、カメラで認識した左右の車線の中央を維持し、車線が明確でない場合はミリ波レーダーで捉えた先行車に追従してくれる。正しく使えばこんなに便利な機能はない。
これで90シリーズはXC、S、V、そして先行試乗は叶わなかったがV90をベースに最低地上高を上げ、樹脂製フェンダーモールを装着するなどしたクロスカントリーが揃った。その後、あと1~2年の間に60シリーズ、40シリーズの順に世代交代したあかつきにはボルボカーズの全モデルが新世代へと移行することになる。
ボルボカーズの2016年の世界販売は約53万台(日本での販売台数は1万4914台)と、存在感や知名度の大きさを考えると少ない。多くの自動車メーカーがスケールメリットを求めて合併や提携を進めるのに対し、この規模でプラットフォームやパワートレーンを独自開発するのは珍しい。ボルボ各モデルのオリジナリティが高いのはそのためだろう。
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