クロスビーの特徴や乗り心地は?ライズとの乗り心地の違い・評価を徹底解説【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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スズキ クロスビーは同メーカーの軽自動車SUV「ハスラー」と似た外観ですが、プラットフォームはもとより共用部品もなく全てが専用設計です。
カラーバリエーションが楽しめることや、広い室内空間も魅力ですが乗り心地が気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、最新モデルのクロスビーの概要や価格、実際にクロスビーを所有するユーザーの口コミを交えながら乗り心地について解説します。購入前の参考にしてください。
目次
5ナンバーサイズで発売されたクロスビーは、そのサイズから立体駐車場や狭い市街地を走行する際にも便利です。SUVの雰囲気を感じさせる外観にも魅力を感じます。車の乗り心地の良しあしが気になる方もいるのではないでしょうか。
まずはクロスビーの現行モデルについて概要を解説します。
クロスビーはスズキから2017年12月25日に販売が開始されました。コンパクトサイズのボディながら、ワゴン車のような広い室内空間とSUVの走破性を融合させた小型クロスオーバーSUVです。
2020年10月15日には一部仕様変更が行われ、安全運転をサポートする技術を採用したグレードが追加されました。例えば、車線維持支援機能や車間距離の確保をサポートする機能「全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール」が挙げられます。
発売開始からモデルチェンジを経て改良され続けるクロスビーですが、乗り心地は人により感じ方がさまざまです。
ここからは、実際にクロスビーに乗られている方の口コミを紹介します。良い点も悪い点もあるため、参考にしてください。
通勤など毎日のように車を利用する方にとって、シートへの乗り降りのしやすさは車選びをする際の大切なポイントでしょう。
フロントシートのヒップポイントは高めの設計です。視認性が良いだけでなく、乗り降りのしやすさにも優れます。
この他『3気筒エンジン特有のビード感はありますが車内は静かですシートも厚みがあり快適です』とシートそのものに満足しているみんカラユーザーもいます。
満足できる乗り心地の声がある一方で、不満点を挙げる口コミもあります。それは足回りの硬さを指摘する内容です。
クロスビーは市街地走行や悪路走行ができるオールマイティーな一面があります。しかし、みんカラの口コミでは『段差を乗り越えた時の衝撃が大きい』や『後席の突き上げがキツいので、足回りを変更しないと駄目』と改善を希望する方もいます。
運転席以外の乗り心地に不満を抱く方もおり、特にリアシートに不快感を抱く方が多い傾向です。
クロスビーは乗り心地以外にも多くの魅力が詰まっています。エクステリアはコンパクトなボディながら、個性を出しやすい点が魅力的です。
シートアレンジなどSUVらしさを感じる点や、燃費性能・安全性能について順番に解説します。
愛らしい丸型のヘッドライトを装備するクロスビーは、外観にもこだわりを感じられます。こだわりを感じる点は個性的なカラーリングです。
カラーリングは単色のモノトーン・2トーン・3トーンの3種類に分けられ、全13パターン展開しています。2トーンのボディカラーは他メーカーでもありますが、3トーンは珍しくクロスビーの魅力のひとつです。
デカールをはじめ、ワンポイントカラーがアクセントになるガーニッシュやリアスポイラーもディーラーオプションで取り付けられます。自分だけのスタイリングが楽しめるでしょう。
多彩なシートアレンジもクロスビーの魅力です。乗車定員は5人のクロスビーですが、車の用途により柔軟に室内空間を変えられます。
5人乗車時の荷物は荷室にしか積めませんが、リアシートが独立して前後スライドできるため大きめの荷物にも対応可能です。荷物が少ない場合にはリアシートを後方へスライドさせることで足を組んで広々と座れます。
助手席も前倒し可能で、長尺物なども積めるためレジャーやアウトドアに便利です。
クロスビーは低燃費性能も兼ね備えています。燃費(WLTCモード)は2WDが18.2km/L、4WDが17.0km/Lです。
力強さと低燃費を両立させたブースタージェットエンジン、高速走行時の燃費性能を向上させたトランスミッション、加速時にモーターの力でエンジンをアシストするマイルドハイブリッドがクロスビーの低燃費性能を支えています。
運転時の疲労軽減を目的とした安全性能「アダプティブクルーズコントロール」も魅力的です。HYBRID MZとHYBRID MVのグレードに標準装備されています。
アダプティブクルーズコントロールは、ステレオカメラやレーダーを使用し設定した車速で、先行車との車間距離をキープして自動追従する機能です。
機能作動時、先行車が停止した場合には自動的に停止し、2秒以内に先行車が動き出せば追従して発進します。高速道路で渋滞が発生した場合などに、発進と停止の操作を繰り返す必要がありません。
人気の絶えないSUV市場で、燃費や価格などさまざまな視点からライバル車としてよく比較されるのがトヨタのライズです。
見た目の印象が異なる2台ですが、乗り心地にどのような差があるのか室内空間と高速走行時に着目して解説します。
クロスビーとライズは室内空間の広さに差があります。以下はクロスビーとライズの室内寸法です。
2,175mm×1,355mm×1,280mm
1,955mm×1,420mm×1,250mm
ボディサイズはクロスビーよりライズが大きいものの、室内空間の広さや使い勝手の良い荷室面でクロスビーが勝っています。ライズの荷室は広く確保されていますが、クロスビーはゴルフバッグが横に積載できる幅広さが魅力です。
ワゴンのような室内空間を実感できるクロスビーですが、走行時の乗り心地も比較してみましょう。
クロスビーは、プラットフォームに理想的な骨格構造を実現した「HEARTECT」を採用しており、振動や歪みの発生を抑える高剛性ボディと軽量化を実現しています。また、操縦安定性に優れるサスペンションを採用することで、大径タイヤでも乗り心地を損なわない設計です。
ライズは、高張力鋼板を採用することで高剛性ボディと軽量化を実現しています。車高が高さを感じさせない安定した挙動や、操縦安定性に優れている点が魅力です。クロスビー・ライズのどちらを選んでも、快適に過ごせるでしょう。
ここからは、クロスビーとライズの中古車相場を比較した結果を解説します。
乗り心地の差はメリットとデメリットがあり悩まれる方もいるかもしれません。乗り心地の差に悩まれる方も中古車相場の違いを購入時の参考にしてください。
carview! におけるクロスビーの中古車相場は、107万円~258.8万円(2022年11月現在)です。中古車市場にはオーソドックスなモノトーンカラーをはじめ、2トーンカラーや3トーンカラーなど約700台の在庫があります。
そのためクロスビーの魅力でもある豊富なバリエーションから選ぶ楽しみは、中古車購入時の際にも実感できます。
carview! におけるライズの中古車相場は、128万円~299.8万円(2022年11月現在)です。取り扱い台数は2,000台を超え、クロスビーと比較すると中古車や新古車は多く流通しています。
TRDなどのカスタマイズカーも新車でラインナップするなど、ライズはカスタマイズして乗る方からも人気です。
そのため、中古車市場でもスキッドプレートが付いた車やモデリスタ仕様車もラインナップしています。
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