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孤高&進化! 新型レンジローバーヴォーグ

内装コンセプトはあの…

パワーアップされたエンジンと進化したテレインレスポンスだけでもファンにとっては十分ニュースだが、じつは新型レンジローバーヴォーグはインテリアに磨きがかかっている。外観はほぼキープコンセプトとしながら、ドアを開けると新たな世界が広がるのだ。

具体的にはレザーがふんだんに取り入れられている。シートやドアトリム、ヘッドライナーと、見渡す限りなめしの効いたゴージャスなレザーに囲まれる。そこで、開発陣にそのコンセプトについて訊いてみるとおもしろい答えが返って来た。その答えとはベントレー。そう、イメージしたのはベントレーの内装だという。

要するにこういうことだ。英国におけるレンジローバーのオーナープロファイルは平均年齢50歳で、その46%が年間50万ドル以上稼ぐ。そして性格は強い個性を持ちながら外交的で…と続く。さらにベントレーユーザーがレンジローバーを所有しているという事実を掴む。

そんなプロファイルから、ランドローバーの開発陣はレンジローバーにコンテンポラリーな要素を寄せ付けずトラディショナルなものとした。いうなればベントレーのイメージと近いものに仕上げたのだ。まぁ、戦前のベントレーとジャガーの関係を考えると、なんとも不思議な気がしなくもない。

「金は出しても口はだすな!」とばかりに親会社インドのタタモーターズから資金を受け、主力車種のモデルチェンジやコンセプトカー「LRXコンセプト」の市販化を目論むランドローバー。今年はレンジローバーにオートバイオグラフィを再リリースするなどし、若干ではあるが業績を上げている。ロシアや中国で販売台数を確保するばかりか、英国やアメリカでも2%ほど前年を上回った。その意味じゃ規模が小さい分リーマンショックの打撃もそれほど受けなかったのかもしれない。ただ、日本での販売はこのところ不調。とはいえ、そのステイタスは不変だ。レンジローバーヴォーグはいつか手に入れたい憧れのクルマであることに変わりはない。

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