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孤高&進化! 新型レンジローバーヴォーグ

ハイテクが支える至高の走り

ジープを数台、そして現在ゲレンデを所有する身として、レンジからディフェンダーまでをラインナップするランドローバーはつねに気になる存在。そのステイタスはもちろんのこと、オフロードでのパフォーマンスは乗るたびに感心させられる。

そんなランドローバーのウリがテレインレスポンスである。トラクションコントロールやABSはもちろんのこと、アクセルレスポンス(エンジン出力調整)やステアリングのギア比まで制御するシステムである。

で、今回それにサンドローンチコントロールが付いた。これは名前の通り砂地での脱出を可能にするもので、トラクションコントロールとABSを巧みに操りそれを実現する。また、ヒルディセントコントロールも精度を高め、下り坂の走り出しから精緻な制御を可能とした。この辺の出来はすでに完成度が高いだけに、こうした進化が行われたのは驚きだ。低ミュー路で2トンオーバーのボディを自由に操るのだから脱帽である。

ちなみに、チーフエンジニアをつかまえフロントデフロックの必要性を尋ねたところ「その必要は感じていない」と即答した。ラングラー・ルビコンでの体験からの質問であっただけに少々驚いたが、それだけ自信があるということだろう。まぁ、泥路やサンドセクション、ダートを重視するレンジとロックセクションを得意とするラングラー・ルビコンでは、オフロードに対する捉え方が異なるのも納得ではあるが…。

話をテレインレスポンスに戻すと、今回のモデルチェンジで一番驚いたのはじつはオンロードである。ダイヤルを一般道に合わせたときの働きは感動モノだ。その源となるのが、改良されたスタビリティコントロールとアダプティブダイナミクスシステム。前者がトラクションコントロールを駆使してアンダーステアを消し、後者がダンパーのセッティングを連続可変してボディコントロールを高める。510psのパワーソースとこの電子デバイスは外からではわからない魅力となるだろう。

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