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フォード・クーガに試乗 掘り出し物の予感!

アート路線のデザイン

一般的にはあまり認知されてないが、フォードは一貫してデザインがいい。特に欧州で設計生産されるヨーロッパフォードだ。コンパクトカーの「フォーカス」に始まり、ミディアムクラスの「モンデオ」、ちょっと古いところではコンパクトカーの「Ka」もいい。だが、いかにもアメリカをイメージさせるフォードの名前もあってか、日本ではいまいち無国籍的に捉えられがち。だが、オリジナリティも高いし、筋も1本通ってる。

クーガもその代表例だ。フォードが“キネティックデザイン”というこの路線はズバリ、アート路線。この手のSUVはどうにもジープから始まり、日産エクストレイルの様なボクシーデザインも根強い人気を誇るが、対象的にアートに走ってるのもいくつかある。

例えばBMW X6、ボルボ XC60だが、最もカタチがトンがっているのは実はクーガかもしれない。基本、丸みを帯びた前傾姿勢の塊フォルムに、フェンダーやライト回りに筋肉質なエッジが入ってるが、大胆さと華やかさはピカイチ。フロントバンパー開口部に代表される台形モチーフを随所に使い、存在感をアピールしてるし、大径ホイールも個性的で、ライト類の流れるようなデザインも一体感がある。モチーフは今のヨーロッパフォード車はほとんど共通だが、背が高く塊感がある分、クーガが最も理想的フォルムかもしれない。

一方、インテリアは外観ほど印象には残らない。これはヨーロッパフォードの欠点、あるいは不肖オザワの個人的趣味かもしれないが樹脂、シルバーのメタリック調パネルともに少々明るすぎて安っぽい。インパネ上半分は全面ソフトパッドで手抜きはないが、凄いハイクオリティというほどではない。細かい点だが、センターの空気吹き出し口にあるイグニッションスイッチは意表をつく。慣れると問題ないと思うが、一瞬どこにあるかわからなくなる。

一方、さすがはドイツ生産だけあって、TUV公認のアレルギー対策が施されてるのはユニーク。過敏な皮膚を持つ日本人も多いので、アトピーのお子さんを持つご家族などは、試す価値があるかもしれない。

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