新型ゴルフが日本上陸 エントリーは249万円~
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
※初代ゴルフを手掛けたジョルジェット・ジウジアーロ氏(左)と、VWデザイン責任者のワルター・デ・シルヴァ氏も来日
7世代目となる新型ゴルフ(ゴルフ7)がいよいよ日本に上陸した。新型ゴルフは、次世代プラットフォーム「MQB」による軽量化や新設計エンジンを採用し、歴代ゴルフ最高の低燃費21.0km/Lを実現。また最新の衝突軽減ブレーキを全車に標準装備とするなど、安全性能もクラス最高レベルに引き上げられた。しかも、エントリーグレード「TSI トレンドライン」の価格は、従来モデルから8万円安い249万円~という驚きの設定だ。それでは、輸入コンパクトの大本命を紹介していこう。
新型ゴルフのボディサイズは、全長4265mm(従来比+55mm)×全幅1800mm(同+10mm)×全高1460mm(同-25mm)。水平ラインを強調したフロントマスクや太いCピラーなど、ひと目でゴルフと分かる特徴はそのままだが、フロントタイヤを従来より40mm前方に配したことでフロントオーバーハングが短縮され、キャビンが相対的に後ろに寄った新しいスタイルを確立している。
インテリアでは、センターコンソールをドライバー側に少し傾けたデザインを採用。ゴルフでは初となる電動パーキングブレーキの採用もトピックだ。またホイールベースが60mm伸びたことで、後席のゆとりやラゲッジ容量が増している。
ダウンサイジングエンジンの先陣を切ったTSIエンジンも刷新された。まず1.2リッターTSI(直噴ターボ)エンジンは、従来のSOHCからDOHCにメカニズムを変更。105ps/175Nmという数値こそ変わらないが、最大トルクの発生回転数は100rpm低い1400rpmとなって、より扱いやすい性格を得ている。
もうひとつの1.4リッターTSIエンジンは、従来のツインチャージャー(ターボ+スーパーチャージャー)からシングルチャージャーに変更。目玉は、気筒休止システム「アクティブシリンダーマネジメントシステム(ACT)」の新採用で、負荷の少ない運転時は4気筒のうち2気筒が休止して、効率をさらに高めている。
いずれのエンジンも、デュアルクラッチの7速DSGとの組み合わせ。アイドルストップとブレーキエネルギー回生システムも採用される。結果、JC08モード燃費は、1.2リッターTSIエンジン車で21.0km/L、1.4リッターTSIエンジン車で19.9km/Lを実現し、全車がエコカー減税(100%減税)の対象となっている。
安全装備の充実ぶりも特筆に値する。クラス最高となる9つのエアバッグ(フロント/サイド/ニー/カーテン)やESPをはじめ、「up!」で好評のシティエマージェンシーブレーキを進化させた衝突軽減ブレーキ「フロント・アシスト・プラス」を全車に標準装備。また全車速追従機能付きクルーズコントロール(ACC)やレーンキープアシストシステムなどが、グレードにより標準またはオプションで用意される。
用意される3つのグレードと価格は以下。1.2リッターTSIエンジンを搭載するエントリーグレードの「TSIトレンドライン」が249万円。TSIトレンドラインにフロントフォグランプや16インチアルミホイール、ACC、リヤビューカメラなどを追加した「TSIコンフォートライン」が269万円。1.4リッターTSIエンジン+「TSIコンフォートライン」の装備に加え、17インチアルミホイールやデュアルエキゾーストパイプ、アルカンターラ&ファブリックのスポーツシート、レーンキープアシストシステムなどが標準装備となる最上級グレード「TSIハイライン」が299万円。それぞれ先代モデルから8万円/6万円/13万円安い設定とされた。新型ゴルフは、6月25日より全国のVW正規ディーラーで販売がスタートする。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
黄色のシートがマジでオシャレなトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
F1サンパウロGP、降雨の影響により予選セッションは延期に
F1サンパウロGP FP1:ノリスが最速、代役ベアマンが3番手。フェルスタッペンは新しいICEを投入
F1サンパウロGP、予選セッションは大雨によりディレイ
【正式結果】2024年WEC第8戦バーレーン 予選
画期的エンジンはいまや[絶滅危惧種]!! SKYACTIV-Xを唯一搭載するマツダ [マツダ3ファストバック]
ハースのマグヌッセン、体調不良により金曜の走行を欠場。リザーブのベアマンが代役/F1第21戦
大逆転狙うトヨタ、驚速アタックでフロントロウ独占。ランク首位のポルシェは6番手【WEC第8戦予選レポート】
中上貴晶、アタックでは好感触もロングランで苦戦「リヤのグリップ不足で苦戦」/第19戦マレーシアGP
軽で走りを楽しんだっていいじゃない!! 6速MT搭載で唯一無二の存在感を見せる[ホンダ N-ONE RS]
MotoGP最終戦バレンシアGPは洪水被害により中止が決定。代替レースは未定も開催予定
マックス・フェルスタッペン、VSC手順違反で5秒ペナルティ。F1サンパウロGPスプリント3位失う
現行マツダ唯一のロータリーエンジン搭載モデル「MX-30」がマイナーチェンジ 価格は293万円から
レクサスの歴史的象徴「LS」が売れない3大要因と、次期型が“ふつうのセダン”にならない理由
“50位圏外”でスランプ続く「CX-60」。モデル末期「CX-5」と総合力ではどちらを買うべき?
白熱の王座争い!! 国内二大レースのSUPER GTとSF、最終盤の見どころと観戦時のポイントを解説
【最安グレード追加】レクサス最小SUV「LBX」に“エレガント”新設定 価格は420万円から
【まだお先は真っ暗?】もはや日本じゃ売れる気がしないBEV…やはり初心者のボクらには無理ゲーなのか
新型「1シリーズ」は未来的な内装や質感高めの外装で“映え度”アップ。攻めの日本価格も注目
レクサスの小型SUV「UX」にクール系とエレガント系、2台の豪華仕様車。次期型UXも気になる
BMW「2シリーズクーペ」が微妙に化粧直し。新旧モデルの違いをチェック
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!