新型パサート、圧倒的なクオリティと存在感
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:フォルクスワーゲンAG
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:フォルクスワーゲンAG
運転支援システム、そして安全デバイスも最新のものが奢られている。シティエマージェンシーブレーキに歩行者検知機能が付いたり、駐車時などに超音波センサーが反応しない位置にある障害物をカメラ情報によって検出する機能が付いたりと、すでに世に出ている装備もアップデートが図られた。
見た目、走り、装備のどれを取っても新型パサートは、非常に充実感が高い。試乗中、脳裏には「これじゃプレミアムブランドのモデルも形無しじゃないか」という思いが浮かんできていたほどだ。
強いて言えば、走る歓びは濃くはない。全方位にバランスが取れ、非常によく出来ているけれど、味わいには欠ける。実は前出のシャシーセッティング担当者は何と以前はポルシェで同様の仕事に就いていたということで、だとしたらもう少し…と思ってしまうのだが、しかしそれがフォルクスワーゲンだとも言える。そもそも、ゴルフだってそうだが、これだけ圧倒的なハードウェアの質の高さを見せられたら、説得力としては十分である。
そう、完成度の高いクルマで理性的にはその実力を認めても、エモーションをかき立てる何かが足りない。これまでのパサートはそんなクルマだったが、新型パサートはその方向性をかくも突き詰めることで、息を飲むほどの存在感を発揮することに成功した。こればかりは写真で見るより実車を目の前にした方がハッキリ伝わりそうなのが歯がゆいところだ。
その日本でのお目見えは、来年の中盤辺りとなりそう。まずは1.4TSIのセダンとヴァリアントが揃えられるはずだが、更にその先の話としてディーゼルエンジン車の導入も検討されているようである。実現、ぜひ望みたいところだ。また、パリサロンで発表されたプラグインハイブリッドのパサートGTEも、上陸の可能性は低くないはずである。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
トヨタがガチで作ったら……想像すると欲しい気がする! なぜトヨタはバカ売れジャンルの「軽自動車」を作らないのか?
トヨタ「“丸目”商用バン」実車公開! めちゃ「四角い」懐かし系「車中泊」モデル! オシャ内装も魅力的な「Fillmore」がカッコイイ
市販カーナビ最大!アルパイン「11型大画面カーナビ」にトヨタ・ハイエース専用モデルが登場
「台湾の巨匠」ホウ・シャオシェン最後のプロデュース作品『オールド・フォックス 11歳の選択』
フィアット『Nuova 500』モチーフのティッシュケースが登場
まさか!? 4時間セーフティカー&またSCでレースは振り出しに……2号車キャデラックが暫定トップ|ル・マン24時間:18時間経過
日産「新型・車中泊“専用”バン」がスゴい! 超オシャレ「上質インテリア」採用! クルマとは思えない斬新「部屋仕様」に大反響
アウトドアカーはシンプルがいいね! 大容量&車中泊に特化したトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
「ヨシムラ SERT Motul」チームの応援グッズが発売!鈴鹿8耐で身につければ、気合いと楽しさは倍増だ!
今年も猛暑! クルマの熱中症対策グッズは「6月」までに準備すべき理由 昨年は9万人以上が救急搬送されている
【特別試乗企画 メルセデスベンツ Eクラス ステーションワゴン×BMW 5シリーズツーリング 前編】きっとあなたも好きになる・・・イケメンワゴンが誘う理想の世界
2号車キャデラックが降格/2024年WEC第4戦ル・マン24時間 スターティンググリッド
【600万円超え】久々の高級ワゴン「クラウンエステート」が北米価格発表。新画像と日本発売情報も
【一人乗りもあります】配送からアウトドアまで ホンダの新商用バン「N-VAN e:」10月10日発売
コスパ王「ホンダ WR-V」の想像以上のスッピン感とその理由。最安Xグレードは誰におススメ?
【408万円から】新型「ミニ クーパー 5ドア」発売 新デザイン&最新装備でまた人気となるか?
【どうした日産!?】ノートオーラがデザイン一新。ギラギラ顔にモノグラム柄シートで大胆イメチェン
【お値段据え置き】日産の軽「デイズ」と「ルークス」が一部改良。目立ち度抜群の新色も
BMW 「1シリーズ」が第4世代に進化。スイッチ減らした未来感あふれるコックピットが斬新
12チリンドリ日本初公開。伝統オマージュのレトロデザインにハイテク融合でV12 NAモデルの集大成に
【決勝直前】トヨタ雪辱なるか!? ル・マン24時間レース、これだけは押さえておきたい見どころまとめ