パナメーラ大幅改良 32.2km/LのPHVも

パナメーラ大幅改良　32.2km/LのPHVも

■新開発のリチウムイオン・バッテリーを搭載 [4/8]

また従来のニッケル水素バッテリー（1.7kWh）の5倍を超える9.4kWhの蓄電容量を持つ新開発リチウムイオン・バッテリーを搭載するこのプラグイン・ハイブリッド車は、NEDCテストサイクルで36kmものEV走行が可能である。エアコンやヒーターの使用状況でその距離は変化するが、実際の使用において、少なくとも18km以上のEV走行が可能だという。また電気モーターのみでも最高速度は135km/hに達する。

バッテリーの充電は標準のポルシェ・ユニバーサル・チャージャーを使用すれば2.5時間でフル充電となる。220Vのドイツの家庭用電源を使用した場合でも4時間で充電可能だ。

またスマートフォンのアプリ「ポルシェ・カー・コネクト」を介して、充電状況の確認や車外からのエアコン操作、航続距離の確認、駐車場所への案内など、様々な機能が利用可能となっている。ハイブリッド関連以外の機能については、他のモデルでもオプションで利用可能だ。