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ホンダ シャトルの乗り心地は後席まで快適。特徴と評価をチェックしよう【購入ガイド】

ホンダ シャトルの乗り心地は後席まで快適

ホンダ シャトルはステーションワゴンタイプの車です。荷室の広さや高い乗り心地で高評価を集めています。その乗り心地は、リアシートも快適といわれる程です。シャトルの詳しい特徴や、評価を気にしている方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事ではホンダ シャトルの特徴や、乗り心地についてご紹介します。オーナーレビューも含めて解説しますので、ご検討中の方は細かい性能をチェックできるでしょう。ぜひ参考にしてください。

シャトルは乗り心地が快適なステーションワゴン

ステーションワゴンの中でも、シャトルは魅力あふれる車です。しかし、どのような車なのか詳しく知らない方も多いかもしれません。

ここでは、シャトルがどのような車なのか、変遷も含めて解説します。今後のシャトル検討の参考にしてください。

シャトルはどのような車か

シャトルは、5ナンバーのコンパクトステーションワゴンです。小回りが利くため、日本の狭い道路事情でも快適に走行できます。また、コンパクトながらも室内は広々としており、使い勝手が良い点も魅力です。

さらに、2019年には大きな改良が加えられました。まず静粛性の向上です。そして、先進安全運転支援のホンダセンシングにオートハイビーム機能が追加されました。これによって、さらに安全性・快適性が向上します。

シャトルは、コストパフォーマンスの面でも魅力的な車です。快適な乗り心地・優れた安全性能を搭載しながら、新車でも200万円台で購入できました。2022年11月時点で販売終了となっており、巷では新型発売や廃止の憶測が飛び交っていますが公式のアナウンスはありません。

近年では、SUVの人気が高い傾向です。しかし、新車価格は高額であるため、若者は気軽に購入しにくい車種でもありました。シャトルであれば、使い勝手の良さを秘めながら若者でも手が届きやすいためお得と言えるでしょう。

シャトルの変遷

シャトルが登場したのは、2015年のことでした。しかし、初めてシャトルの名前が使われたのは、1983年に登場したシビック シャトルです。前後シートをつなげてフルフラットにできる機能など、アレンジの高さが魅力の車でした。

そして、1987年にモデルチェンジが行われ2代目となるシビックシャトルが誕生します。1996年にオルティアを後継車として、シビック シャトルの販売は終了しました。

シャトルの名前は一度なくなりましたが、2005年にオルティアの後継車としてエアウェイブが誕生し、オルティアは販売終了となります。そして、2011年6月にエアウェイブはフィットシャトルに移行し、ここでシャトルの名前が復活しました。

そして、2015年にはフルモデルチェンジを機にシャトルに名称変更されることとなります。

乗り心地が快適なシャトルは外観も手を抜かないデザイン

乗り心地が快適なシャトルは、2019年のマイナーチェンジ後からエクステリアの各所の質感を向上させました。その外観は非常に魅力的なデザインです。

ここでは、シャトルの特徴的な各部のデザインについてご紹介します。

フロント&リア&サイドビュー

フロントビューとリアビューが、水平基調のシンプルなデザインへと変化しました。フロントバンパーはフラットなつくりへ変化しています。また、リアゲート全体のデザインも変化しており、シックなデザインへと変化しました。

さらに、フロントバー・リアバー・サイドモールなど随所にクロームメッキパーツを使用していることによって、上質な高級感を漂わせるデザインになっています。

ホイールはスチールホイール+フルホイールキャップ、アルミホイールの2種類が用意され、シンプルな形状・デザインに変更となりました。これは、シャトル全体の雰囲気・デザインに合わせて変更されたと考えられます。

ヘッドライト・フォグランプ

各部のライトやランプのデザインも変化し、魅力的なデザインです。ヘッドライト・フォグランプはフロントバンパーの形状に合わせて、シンプルなデザインになりました。

また、フォグランプについてはシャープな形状だけでなく、LEDランプの採用によって従来のモデルよりもより洗練されています。

テールランプはデザインが一新されたことで、よりシンプルな落ち着きあるデザインです。低重心の印象を与えるデザインを採用しています。

シャトルの快適な乗り心地を実感できる特徴

シャトルは快適な乗り心地を実感できる、室内の広さや設計が施してある車です。室内長1,925mm×室内幅1,450mm×室内高1,290mmの広さで、最低地上高約13cmの低床によって頭上空間の広さ・前方の良好な視界が確保される設計がされています。

また、低重心車ながら足元のスペースは広く、長時間の運転でも疲労感が少ない乗り心地を実現する点も魅力です。これらの魅力を支える各部の特徴を解説します。

乗り心地の良さ・快適さを向上する専用設計

シャトルは乗り心地・操縦安定性ともにこだわりが詰まっています。遠出でも疲れにくいよう軽快かつ安定した走行を実現するために、ステアリングやサスペンションは専用設計です。

また、剛性を高めるための補強を施しバランスの最適化を図ることで、爽快なハンドリングを実現しています。

シートデザイン

シートデザインはグレードによって異なるため、室内の高級感や雰囲気が異なる点が特徴です。ベースグレードからは、黒と青色があしらわれたファブリックシートが採用されました。

その次のグレードからはしっとりとした上質な質感とタフユースに強い機能を持ち合わせたコンビシートが標準装備です。さらに、最上級グレードでは本革シートを選べ、さらに高級感を味わえ居住空間が豪華になります。

また、シート周りの収納機能も多彩で快適空間を向上させました。フロントシート間にはタブレットを縦置きできるポケットや、高さ調節できるドリンクホルダーを搭載するコンソールボックスを装備しています。

リアシートのアームレストにも、ドリンクホルダーが付いています。足元や頭上に余裕を持たせたつくりなので、居住性が高い点が魅力です。

インテリア

シャトルのインテリアは、シンプルなピアノブラックを基調としたデザインへと変更したことが特徴です。スマート・シンプルで高級感もあふれているため大人に好まれるデザインへと変化しています。

最上級グレードからは、木目調インストルメントパネルやクロームメッキ加工が施されたエアコンパネルが特徴です。さらに高級感を高めるデザインへと変更されました。

荷室の収納力

荷室の収納力は、5人乗り通常時でも570Lの性能を誇ります。これは、ゴルフバッグを4つ収納してもまだ余裕がある程なので、非常に使い勝手の良いサイズです。

2WD・4WDによっても異なりますが、リアシートを倒すことで最大1,141Lの積載力を可能とします。

ラゲージスペースの床下拡張も可能なので、高さのあるものから長尺物までアレンジして対応可能な点も大きな特徴です。

シャトルの乗り心地をより高める安全システムと性能

シャトルには快適な乗り心地を実現できるよう、高い安全システムと性能が詰まっています。ここからは、乗り心地を支えるホンダセンシングなどの安全装備や高い走行安定性について解説しますので、参考にしてください。

ホンダセンシング標準装備でより安心して乗れる

シャトルには、政府が推奨する安全性能に該当するホンダセンシングを標準装備にすることにより、安心してドライブを楽しめます。

ホンダセンシングには、衝突軽減ブレーキ・誤発進抑制機能・歩行者事故低減ステアリング・アクティブクルーズコントロール・車線維持支援システム・オートハイビーム・路外逸脱抑制機能・先行者発進お知らせ機能・標識認識機能の9つの先進機能を搭載する点が特徴です。安全・安心がプラスされたことでリラックスして過ごせる点では、快適な乗り心地に貢献していると言えるでしょう。

振幅感応型ダンパーで走行安定性がアップ

シャトルは高い走行安定性と静粛性が魅力です。シャトルは一部グレードに、振幅感応型ダンパーを搭載しました。これによって、ざらついた路面からの小さい振動は柔軟に吸収し、コーナリングなどの大きな動きには減衰力を高めて走行・操縦性を安定させます。

また、遮音ガラスの搭載とボディ軽量化により、高速走行中でも会話が楽しめるよう静粛性を高めました。遮音ガラスは走行中の風切り音を低減させます。騒音を気にせず運転や会話に集中できるため快適に過ごせるでしょう。

シャトルの乗り心地をパワートレインで比較

シャトルの乗り心地の良さや快適さを支えるのは、安全性能や走行安定性だけではありません。パワートレインも重要な要素です。ここでは、シャトルの搭載するパワートレインについてご紹介します。

ガソリンモデルとハイブリッドモデルが持つ、それぞれの特徴をチェックしてみましょう。

ガソリンモデルの場合

シャトルガソリンモデルは、1.5LアトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジン搭載です。

このエンジンは直噴ターボエンジンと呼ばれ、ガソリンを直接シリンダー内に噴霧するタイプのエンジンのため、少量のガソリンで効率良く最大出力と最大トルクを引き出します。

また、高い燃費性能を備える点も魅力です。G・Honda SENSING FFの場合、JC08モードで22km/L、WLTCモードで19.4km/Lの燃費性能を誇ります。CVTが搭載されており、スムーズな加速を可能とする点も魅力です。

パワートレインにおいても、街乗りから大量の荷物を乗せた郊外への移動など、幅広いシーンに活躍します。

ハイブリッドモデルの場合

シャトルハイブリッドのエンジンは、1.5LアトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジン+i-DCDです。

ガソリン車以上の高い低燃費性能をもっており、HYBRID Honda SENSING FFの場合、JC08モードで33.2km/L、WLTCモードで25.2km/Lの燃費性能を誇ります。日本自動車の中でもトップクラスの低燃費です。

また、ハイブリッドは静粛性の高さも魅力です。エンジンが静かで振動が非常に少なく、車の重量ともバランスが取れているので非常に快適な乗り心地を妨げません。

シャトルの乗り心地に関するオーナーレビューをチェック

シャトルの乗り心地を知るには、オーナーレビューもチェックしましょう。実際に使っている方の意見は非常に参考になります。スペックや価格も合わせてご紹介しますので、参考にしてください。

中古車なら100万円台も狙える

シャトルは2022年11月現在で中古車購入しかできませんが、100万円以下で購入することも可能です。シャトルの新車価格帯・中古車相場・仕様・燃費などは以下となります。

ホンダ シャトル
【ガソリンモデル】

  • 全長×全幅×全高(mm):4,440×1,695×1,545
  • ・乗車人数(名):5
  • ・排気量(L):1,496
  • 燃費(km/L):WLTCモード:17.2~19.4、JC08モード:18.8~22.0
  • 新車価格帯:180万8,400円~200万6,400円
  • 中古車相場:60万円~289万6,000円

【ハイブリッドモデル】

  • 全長×全幅×全高(mm):4,440×1,695×1,545
  • 乗車人数(名):5
  • 排気量(L):1,496
  • 燃費(km/L):WLTCモード:20.4~25.2、JC08モード:26.0~33.2
  • 新車価格帯:215万8,200円~277万2,000円
  • 中古車相場:60万円~289万6,000円

(2022年11月時点の情報です)

乗り心地に関する実際のオーナーレビュー

carview!に寄せられた、シャトルガソリンモデルの口コミには荷室の快適性や走行性能に高評価が集まる傾向です。

内容には『ホンダらしいエンジン、走行性能、コックピット感ある運転席。ラゲッジ収納はいい』や『5ナンバーなのに荷物がたくさん積めます』といったものがあります。

また、ハイブリッドモデルには『実用的な機能が沢山あり、唯一無二の存在に仕上がっていると個人的には感心しています。それでいて燃費がとても良く、いつも私の仕事を助けてくれる頼れる車』『加速もエンジン音もよく静粛性にも優れている』といった、燃費性能・機能・静粛性能の高評価が多い傾向です。

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