最新TSI+7速DSG搭載 ゴルフEの後継に試乗!
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
現在「ゴルフE」は245万円で販売されており、その上に位置する「TSIコンフォートライン」は289万円で販売されている。となると、このモデルの日本での価格はおそらく260万円あたりになるのではないかと予想される。エントリーモデルとしての高い魅力だけでなく、メカ好きにも堪らぬ要素が満載ということを考えると、かなりのバリュー・フォー・マネーな設定だ。
こうしてVWは次期型が噂される現在でもゴルフの進化を続けているわけだが、それは次期型が現行のメカニズムを多く継承するから…という側面もある。また現行のゴルフVは、高コストといわれていることも否めない。しかしその分メカはもちろん基礎体力は高く、これを熟成すればさらに優れた走りを生むことも間違いない。今回のような進化を次期型への先行投資とするならば、次期型はメカ開発のコストも低く抑えられるだろうから、その分デザインや見栄えにコストをかけても全体で低コストが実現できるのではないか…? そういう風に考えていくと、次期型はコストダウン版という一見ネガティブな噂も決して悪いものではないと思える。
果たして次期型はどうなるのか? 少なくとも今回のモデルを試乗する限り、メカニズムと走りについては世界の最先端をいく実力の持ち主であり、これを継承した上で進化することは間違いない。つまり次期型ではまたもやこのクラスの基準が塗り替えられるだろうと簡単に予測できるのである。
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