日本は60台限定のM4 CSに試乗。M4の本命はこのクルマかも
掲載 更新 carview! 文:竹花 寿実/写真:Kimura Office
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さらに、M4 GTSと同様のベルトタイプのドアグリップを備えた軽量インナードアパネルや、シングルピースのカーボン製ドライブシャフト、OLEDリアコンビランプなどを採用し、M4のコンペティション・パッケージ装着車に対して30kgもの軽量化を達成している。
ブラックのアルカンターラとレザーをふんだんに使用したインテリアには、「M4」のイルミネーションロゴをあしらったバケットタイプの専用ライトウェイトMスポーツシートやMアルカンターラ・ステアリング・ホイール(オプション)などを奢り、スポーティネス満点の空間に仕立てられている。
スタイリングだけでも魅力的なM4 CSだが、パワートレインもパワーアップを果たしている。3.0リッター直6直噴ターボの心臓は、最高出力338kW(460ps)/6250rpm、最大トルク600Nm/4000-5380rpmと、M4コンペティション・パッケージから7kW(10ps)と50Nm、M4の標準モデルに対しては21kW(29ps)と50Nmのパフォーマンス向上となっている。M4 GTSが搭載する500psのウォーター・インジェクション採用ユニットには及ばないが、十二分にパワフルだ。
トランスミッションは、7速デュアルクラッチ式ATのM DCTを標準で搭載し、後輪を駆動。リアアクスルにはM4コンペティション・パッケージよりも、さらにスポーティなセッティングが施されたアクティブMディファレンシャルを装備し、フロントが265/35R19、リアは285/30R20のミシュラン製カップ・タイヤを装着してトラクションを確保している。
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