5シリーズ発表。プラグインHVを含む多彩なパワーソースや先進装備を搭載
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
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1月12日、BMWは7年ぶりにフルモデルチェンジしたミドルクラスセダンの「5シリーズ」を日本で発表した。軽量化されたボディや、セグメントトップとなる21.5km/Lの低燃費(523d)、部分自動運転も含めた高度なドライバー支援システムが目玉だ。
発売は2月11日で、納車時期はディーゼル車「523d」とガソリン車「530i」「540i」「540i xDrive」が2月、プラグインHV「530e」が第3四半期、エントリーグレードのガソリン車「523i」が第4四半期。価格は599万円(523i)~1017万円(540i xDrive Mスポーツ)。
エンジンは523iが2.0L直列4気筒ガソリン直噴ターボ(184ps、290Nm)、523dが2.0L直列4気筒ディーゼル(190ps、400Nm)、530iが2.0L直列4気筒ガソリンターボ(252ps、350Nm)、540iと540i xDriveが3.0L直列6気筒ガソリン直噴ターボ(340ps、450Nm)。プラグインHVの530eは、523iの2.0L直列4気筒ガソリン直噴ターボにモーター&リチウムイオンバッテリー(7.7kWh)を組み合わせて252ps、420Nmのシステム出力&トルクを発揮し、モーターのみの航続距離は最長50kmとなっている。トランスミッションは全車8速AT。
ボディはアルミや高張力鋼板、マグネシウム合金などの複合素材を使い、先代比80kg軽量化。また、60km/h以下では逆位相、それ以上では同位相にステアするインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングも先代に引き続き採用している。
運転支援システムはルームミラー内のステレオカメラ、前3基&後2基のミリ波レーダーを組み合わせ、レーン中央付近を走行するサポート、停止&発進も含めた渋滞時の先行車追従、隣の車線から入ってくる車両の回避などを、ステアリング操作も含めてサポートする高度な機能を搭載する。ただし、欧州モデルに搭載されている自動レーンチェンジ機能は日本仕様では見送られた。
5シリーズ初となる駐車時に周辺状況を3D画像で確認できる機能や、駐車スペースを判定してギア、ステアリング操作、速度調整、ブレーキを自動で行なうパーキング・アシスト・プラス、BMWディスプレイ・キーを使ったリモート・コントロール・パーキングなどのオプションも設定される。
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