世界限定500台、8C スパイダーが日本初披露!
掲載 更新 carview! 写真:編集部、フィアット・オート・ジャパン(イタリア本国仕様)
掲載 更新 carview! 写真:編集部、フィアット・オート・ジャパン(イタリア本国仕様)
ベイビーアルファこと「MiTo」と同じ六本木ヒルズ展望台で、アルファロメオの最高級グランツーリスモカー「8C コンペティツィオーネ」のオープン版「8C スパイダー」が日本初披露された。
8C スパイダーのシャシーやエンジンは、8C コンペティツィオーネ譲り。ボディパネルはもちろん、インパネやバケットシートなどにもカーボンを採用して軽量化を追求。足回りではブレンボ製のカーボンセラミックブレーキが、大幅な軽量化と卓越した制動力を両立している。90度のバンク角をもつ4.7リッターV8は、パドルシフト付きの6速シーケンシャル「Q-セレクト」との組み合わせで、450ps/48.9kg-mを発生。最高速は290km/h、0-100km加速は4.4秒以下を誇る。またギアボックスをはじめとした駆動系を後方に配置するトランスアクスル方式の採用で、前後重量配分の最適化を図っている点も8C コンペティツィオーネと同じ手法だ。
オープンモデルらしく、8C スパイダーでは各種パーツの選択肢がバリエーション豊かに揃う。ボディカラーは、標準のアルファレッドをはじめとした全5色。約20秒で開閉可能なソフトトップは、標準のブラックのほかオプション設定のブラウンとレッドの全3色。ソフトトップの外側は多層織りのクロスで耐久性を高めながら、内側には静粛性に優れた素材を採用している。バケットシートの表皮は専用に開発されたフラウ社製レザーで、4つの基本色のほかステッチを組み合わせた特製レザーも選べる。20インチアルミホイールは全4タイプ、ブレンボ製のブレーキキャリパーは全5色から選択可能だ。
世界500台限定で日本には70台が割り当てられた8C スパイダーの価格は、2650万円~。アルファロメオ正規ディーラーのほか、8C専用フリーダイヤル“Alfa 8 Care”=0120-840-717 でオーダー可能。8C コンペティツィオーネ(2259万円~)が受注開始から瞬く間に完売になったことを考えると、購入検討者は急いでコンタクトを取った方が良さそう。日本へのデリバリーは、1年後の2010年4月頃から順次開始予定。ちなみに今年2月から順次デリバリーが始まっている8C コンペティツィオーネの人気カラーは、コンペティツィオーネ・レッド×レッド内装、コンペティツィオーネ・レッド×ブラック内装、ブラック×レッド内装がベストスリー。都道府県別のデリバリーは、東京19台、大阪9台、神奈川7台の順(18都道府県)。
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