メルセデスは「EQC」がそこまで売れると考えていないようだ
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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前後のアクスルを駆動する2基の電気モーターは合計で300kW(408PS)と765Nmを発生、650kgのLG製パウチタイプのリチウムイオン電池込みで、車重2.5トン近い5シーターを0-100km/hを5.1秒で加速し、最高速はリミッターの介入する180km/hまで達する。
注目の航続距離は最大で450kmと発表されているが、おそらくWLTPでは300km程度だろう。一方、充電時間は電池残量10%の状態で、110kWの直流急速充電器があれば、40分で80%の充電が可能になる。ただし220Vの家庭電源(ドイツ)では、おそらく充電に9時間くらいかかることを覚悟しなければならないだろう。
社内開発コード、すなわちシリーズ名がN293と名付けられたEQCのベースについては様々な報告がなされているが、どうやらGLCやCクラスと同じMRA(モジュラー リアホイール ドライブ アーキテクチャ)プラットフォームをモディファイしたEVA(エレクトリック ビークル アーキテクチャー)採用しているようだ。どういうことかというと、EQCの生産は北ドイツのブレーメン工場で行われるのだが、ここではGLCやCクラスが同じラインで生産されており、EQCの受注生産がフレキシブルに対応できるように考えられているからである。
すなわちメルセデス・ベンツはこのEQCが爆発的に売れるとは考えていないようだ。もっとも政府の指導下でNEV(ニュー・エナジー・ビークル)が強制される中国市場は別で、この場合は北京工場で対応する。欧州での販売は来年6月頃からで価格はまだ正式に発表されていないが、おそらく7万5000ユーロ(約1000万円)程度だろうと予想されている。
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