新型レンジ、ヴォーグとオートバイオグラフィ
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:北畠 主税
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:北畠 主税
今回の試乗車には装備されていなかったが、以前乗ったオートバイオグラフィは、ドアを開けると自動でサイドステップがせり出し、乗降性を助けてくれた。サッとさりげなく手を貸されたみたいで心地良い気分になった。
そして、インテリアには、セミアニリンのレザーが惜しげなく使われている。この手触りの良さ、座った時のしっとりとカラダに馴染む感触、風合いなど、レザーの中でも別格の質感を放っている。我が家のソファに欲しい、と思うほどだ。
さて、オートバイオグラフィに搭載されるV8 5Lスーパーチャージドエンジンは、375kW(510ps)、625Nmのパワー&トルクを発揮する。そのせいもあり、走るシーンによって印象が異なる。
例えば、今回のような市街地を中心に40~50km/h当たりで走ると、ちょっとアクセルを踏み込んだ時に、過給がかかるタイミングと重なると、期待値以上の加速を見せ、ペダル操作にややナーバスになる。一方、高速道路においては、懐深いライディングコンフォートと力強いトルクにゆとりを感じながら、快適に走れる。
NAモデルかスーパーチャージャーモデルかは、ライフスタイルによってチョイスが異なるかもしれない。しかし、オートバイオグラフィはトップレンジにのみ与えられるグレードであり、その質感や"スペシャル感"は他を凌駕する。いずれにしても、レンジローバーは、「世界で最も上質なラグジュアリーSUV」であることを再認識した。
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