エクストレイルの乗り心地を口コミでチェック。特徴や現在の中古車相場は?【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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「技術の日産」として世界中に名を知られている日産は、さまざまなボディタイプの車種を販売しています。豊富なラインナップの中で、デビュー以来幅広い世代から支持されている車種のひとつは、ミディアムクラスSUVのエクストレイルです。
多岐にわたるエクストレイルのグレードは、それぞれにどのような特徴や魅力があるのでしょうか。乗り心地に関する口コミも含めご紹介します。車選びにお役立てください。
目次
エクストレイルは、2000年にデビューしました。初代や2007年発表の2代目は、SUVらしいタフなエクステリアデザインが特徴的です。
2013年のフルモデルチェンジではテイストが一転し、シティユースのSUVへ変化したことで話題になりました。乗り心地の快適さを追求した、3代目エクストレイルの代表的なモデルラインナップをご紹介します。
アウトドアを快適に楽しめる、本格的なSUVをリーズナブルな価格で提供することを目指して開発された車種がエクストレイルです。デビュー当初のコンセプトは変わらず、現在もニーズに応える豊富なグレードがラインナップされています。
ガソリン・ハイブリッドや2WD・4WDの選択、レザーエディション・Vセレクションなど、好みに合わせたグレード選びができます。2020年10月に一部仕様変更が発表され、さらに洗練された上質感あるエクストレイルへと進化しました。
エクストレイルには、2019年のマイナーチェンジで新たに追加された、上級グレードのエクストレイル オーテックが用意されています。
グレード名は、日産自動車グループ企業のひとつ、プレミアムスポーツブランド「AUTECH(オーテック)」から取られました。
プレミアム感ただようスポーティさを追求したこのグレードは、こだわりのあるディティールと専用メタル調フィニッシュパーツの外観が特徴です。内装には本革シートを採用しています。内外装ともに、先進的かつエレガントな雰囲気が魅力です。
3代目になった2013年には、モデルチェンジに伴い本格的なSUVのタフさを全面に押し出した、エクストレイル エクストリーマーXを追加しました。
エクステリアのアンダーカバー類・大型フォグランプ・専用アルミホイールなど、他のグレードと比較すると、精かんさが強調されています。初代と2代目のエクストレイルのタフなイメージをオマージュしている雰囲気です。アウトドアによく似合うデザインとなっています。
エクストレイルには、体が不自由な方でもドライブを楽しめるよう工夫されたグレード、助手席スライドアップシートがあります。このグレードでは、助手席が車両外側に電動で回転・昇降できるため、スムーズな乗り降りが可能です。
標準装備されている多機能リモコンでは、シートのスライドやリクライニングを操作できます。用途に合わせた利便性が高いグレードです。

エクストレイルは、シートやラゲッジスペースに防水素材を使用するなど、アクティブなアウトドア派のニーズに応えていることが特徴です。優れた居住性にも定評があります。
実際の乗り心地はどのようなものでしょうか。実際のオーナーによる口コミをご紹介します。
ガソリン車エクストレイルは、シートが良く、長距離ドライブでも疲れない点を魅力と感じている方が多くいます。
アウトドアとして人気があるのは、キャンプやスキーです。キャンプやスキーに行く際に、山道や雪道を快適に走れるのかが気になるのではないでしょうか。
口コミサイト「みんカラ」には『近所の山道では快適に昇り降りすることができました』という声や『雪道もTSC等ついてますので普通に走る分には問題なし』という声があります。山などの坂道や雪道でも安心して走れることは魅力です。
エクストレイルのガソリンモデルオーナーは、車高が高いSUVの割にスムーズなコーナリングを体感できることに満足している方が多くいます。安定感のある走りは、乗り心地の快適さにつながるポイントです。
「みんカラ」の口コミでは『直進やカーブの安定性があり、ストレスなく運転できました』や『コンピューターが自動的に前後のタイヤのトルク配分をコントロールしてくれるようで滑りやすい道でも安心して走れています』というようなレビューが多く見られます。
使い勝手の良さも、車の良し悪しを判断するポイントのひとつとして挙げられます。エクストレイルのガソリンモデルについて、操作性に不満を感じている方は少ない傾向です。
「みんカラ」には『操作性は抜群』や『使い勝手は上々』との声が多数見受けられます。『意外と装備が充実している』という評価もあり、街乗りやアウトドアの際に役立つ便利機能が搭載されていることが魅力です。
長所がたくさんあるエクストレイルのガソリン車ですが、もちろん弱点もあります。きちんと弱点を把握した上で、自分の希望条件に合うかを判断してグレード選びをしましょう。
「みんカラ」に投稿されているレビューによると『パワー(瞬間加速)が物足りない』との声や『加速性能がもう少しと思う』との声のように、加速力が思ったより弱い点が弱点として考えられます。
自分がどの程度の加速力を求めているかを考慮しましょう。他に多い意見は『Aピラーが太くて視界が悪い』という視界性の問題です。できれば購入前に試乗してチェックしましょう。

エクストレイルのハイブリッドモデルについても、ユーザー評価を調べてみましょう。ハイブリッドモデルのほうが、ガソリンモデルよりも燃費が良いのは周知のとおりです。他にどのような違いがあるのか、口コミをご紹介します。
走行性能に関するレビューからは、ハイブリッドモデルのパワーに満足している様子がうかがえます。例えば『パワー感は必要十分といったところ。街乗り、高速の合流等には何の問題もなし』や『ハイブリッドならトルクは十分』という「みんカラ」の口コミです。
『ハイブリッドとしてモータ駆動がエンジンをアシストしてくれ十分なパワーだと思います。直進安定性が良くコーナーリングもSUV車としては、良いと思います』との声からも満足感が伝わります。
高速道路を走行する機会が多い方は、高速走行時の乗り心地が気になるのではないでしょうか。「みんカラ」のレビューには『高速道路などストレスなく走行できます。バランスも良くコーナリングも余り不安になりません』という評価があります。
他にも参考になるのは『トレースコントロールは下りカーブで侵入スピードがやや高くても自動でブレーキをコントロールしてくれてハンドルを切り足さなくても曲がってくれます』という声です。
高速走行における直進・カーブともに安定感が強いことが分かります。
ハイブリッドモデルならではの静粛性も気になる点です。「みんカラ」のユーザー評価を見ても、車内の静粛性に関する意見が幾つかあります。
『走行中でも室内は非常に静かで快適です。音楽は小音量でもしっかり聞けます』や『振動は皆無です。静粛性は比べ物にならないくらい静かです』という声を参考にしましょう。
初めてハイブリッドモデルに乗る人と買い替えの人では、若干評価が異なるケースがあります。静粛性をどの程度期待しているのか、試乗して判断してみましょう。
ガソリンモデルとハイブリッドモデルでは、弱点に感じる点も多少異なる場合があるため注意が必要です。
「みんカラ」の口コミによると『ブレーキタッチがよろしくない』との声や『モーターからエンジンに切り替わる時に違和感がある』との声があります。
ガソリンモデルと同じ弱点として挙げられているのは、視界性の問題です。『視界が悪く、カーブの多い道では注意しなければならない』との声に代表されています。ピラーの大きさが気になるかどうか確認しましょう。

車のスペックは、乗り心地に関係するといわれています。エクストレイルのガソリンモデル・ハイブリッドモデルの主なスペックを解説しますので参考にしてください。他の車とも比較して車選びをしてみましょう。
エクストレイルの現行モデルは2022年7月に発売された4代目ですが、ここでは中古車需要も高い3代目について解説します。主なスペックは下記のとおりです。グレードによっては、2WD・4WDや2列シート・3列シートを選択できます。
車体サイズ(全長×全幅×全高:mm):4,690×1,820×1,740
車両重量(kg):1,510
室内寸(長さ×幅×高さ:mm):2,005×1,535×1,270
エンジン:DOHC筒内直接燃料噴射直列4気筒
モーター:-
車体サイズ(全長×全幅×全高:mm):4,690×1,820×1,730
車両重量(kg):1,610
室内寸(長さ×幅×高さ:mm):2,005×1,535×1,270
エンジン:DOHC筒内直接燃料噴射直列4気筒
モーター:RM31/交流同期電動機 /リチウムイオン電池
エクストレイルは、走破性を重視した車です。そのため、燃費性能は抜群に優れている訳ではありません。しかし、全体的なスペックを考慮すると納得できるとの声も多く聞かれます。
WLTCモード燃費(km/L)
エクストレイルは、2020年の一部仕様変更に伴い足回りを変更しました。ショックアブソーバーのザックス製への変更が主な特徴です。そのため、剛性感を感じる硬めの乗り心地となっています。
ただし、硬さだけでなく、しなやかさも兼ね備えている乗り心地です。不快感はなく、快適な乗り心地と感じる評価が多くあります。
新型エクストレイルは、変更したショックアブソーバーのおかげで道路の継ぎ目や多少の段差などは、ほとんど気にならなくなっています。
加えて、コーナリングの安定感が高いことも特徴です。フロントスタビライザーの径アップ・リアスタビライザーの追加により、車体のロールが押さえられています。タイヤがしっかりとグリップし、全体的に安定感のある乗り心地がエクストレイルの魅力です。

乗り心地に定評があるエクストレイルは、ファミリーカーとしてもアウトドアカーとしても魅力的な車です。人気があり、好調な新車販売台数を記録しています。
そのため、中古車市場への流通台数も多数です。中古車販売価格について解説します。
2022年10月現在における3代目エクストレイルの中古車相場は、248.3万円~377.5万円です。現行モデルとなる4代目は、399万円~568万円となっています。
3代目・4代目ともに高年式の車両となるため、新しい車を求めている方にもお得な購入方法と言えます。好みの年式・グレードに絞って検索してみましょう。
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