ジープ&ジュリエッタで行く、夏の信州ドライブ
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:まるも 亜希子 /写真:篠原 晃一
ラングラーは、「あのジープみたいなクルマでしょ」と、無骨な本格4WDのSUVを指してよく言われるくらい、四駆の総本家みたいな存在だ。グランドチェロキーやコンパスといった、モダンなモデルもラインアップするジープだが、やはりアイコンといえばラングラーシリーズ。伝統の7スロットグリルに、丸目のヘッドライト、四角張ったボディラインがお約束で、留め金式のボンネットや、着脱可能なドア、ぐるりと下まわりを囲む黒い樹脂カバーなどが、ハードなオフロード気分をあおってくれる。
ジープはオープンボディのイメージが強いかもしれないが、ラングラーアンリミテッドはまるで折り畳み式のテントみたいに、3枚のパネルに分割されたハードトップを採用している。雨は降らないと決めつけて、プラモデルみたいにフロントのトップを取り外し、ラゲッジに積み込んだ。とたんに木々のざわめきと、漏れてくる陽射しが全身に降ってくる。
光が当たる中で見るインテリアは、ますます魅力的だ。直線と丸いモチーフを基本に、整然としてるけどどこか温もりのあるインパネで、助手席の前のグリップやネットの収納などがジープならでは。深めのコンソールボックスを隔てて、助手席との距離は適度に遠い。また最低地上高が220mmあるアップライトな視点に加え、窓のラインが水平だから見切りがよくて、全長4.7m超、全幅1.8m超でも意外に扱いやすいのがわかった。
走りだしはまぁこのご時世には珍しいほど、悠々としたものだ。ゴーッという音がしていても、メーターを見るとまだ40km/hくらいだったりして、そのギャップに思わず微笑んでしまうほど。でも、3.6LのV6エンジンは284ps/347Nmと立派なスペックを持っているので、ノッてきてからの加速フィールは力強い。
その勢いのまま高速道路に突入してみると、これまた今どき珍しいほど風を巻き込む。おかげで私のロングヘアは逆立ち、巻き上がり、とてもワイルドな女に変身。でもそれがまったくイヤではないばかりか、ゴーゴーとうるさい中で声を張り上げ、飛び去る景色を指差しては全員で語り、いつの間にか熱くなるほど楽しんでいたのだった。
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