トヨタの台数減。ノート、デイズ、フィットが順位をアップ【マーケット概況・7月】
掲載 更新 carview!
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7月の乗用車ランキングは、「トヨタ プリウス」が首位から4位へと転落し、1万4503台を登録した「ホンダ N-BOX」が頭ひとつ抜きん出て頂点に立った。N-BOXのホームページにはすでに次期型の紹介や発売時期などが載っているが、それでも衰えない人気ぶりにユーザー満足度を満たす現行モデルの商品力の高さが現れている。
7月は第9位までのモデルが登録台数1万台を突破し、2位から5位までは1万2000台以上に達した。その顔ぶれは上から、「日産 ノート」「日産 デイズ」「トヨタ プリウス」「トヨタ アクア」の順。日産勢はノートが7位から2位へとジャンプアップ。デイズも10位から3位へと順位を大きく上げた。トヨタ勢はこの勢いに押されて6ヶ月ぶりにトップ3入りを逃す格好となった。
なおトヨタ車は「C-HR」が前月の3位から12位へ、「シエンタ」は11位から16位へ、「ヴィッツ」は5位から18位へ転落するなど、7月は順位の低下が目立った。一方、「アクア」は8位から5位へ、「ヴォクシー」は20位以下から13位へ這い上がるなどなかには順位を上げたモデルもある。なお、トヨタの工場出荷までにかかる期間は「C-HR」や「シエンタ」は1ヶ月以内、「プリウスPHV」でも1-2ヶ月程度とデリバリーは順調だ。
このほか7月のランキングで目立った動きを見せたのは、15位から6位へと順位を上げた「ホンダ フィット」。フィットは6月末にマイナーチェンジし、デザインや機能面の改良を行なっており、競争力を高めた成果が早くも出始めている。

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