最需要期はヤリスとフィット効果でハッチバックが伸びる【ボディタイプ別売れ筋・3月】

ミニバン：トヨタ、ホンダ、日産がしのぎを削る

ミニバン部門は、計6万8611台でシェアは23.7％と前月に比べて1.2ポイント縮小した。他部門が新型車で賑わっているのに対し、ミニバン市場には目立った新型車がなく、シェアを下げた格好だ。

首位に立ったのは、「トヨタ シエンタ」。登録台数は前月比26.5％増の1万0456台に達し、前月1位だった「日産セレナ」を抜き、2ヶ月ぶりにトップに返り咲いた。2位は「ホンダ フリード」。こちらも前月比3割増の9528台と好調だ。

3位「日産 セレナ」は、前月から順位こそ2つ下げることとなったが、登録台数は9130台と安定した人気ぶり。充実した安全機能を武器に、同クラスのミニバンのなかでは一番人気を維持している。4位「トヨタ ヴォクシー」は、このところセレナの後塵を拝しているが、その差は小さく、追い付きそうなレベル。5位には“キング オブ ミニバン”こと「トヨタ アルファード」がつけた。