ワールドプレミアした最強AMG「AMG GT R」のフォト&詳細スペック
掲載 更新 carview! 写真:ダイムラーAG
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ぶっ飛んだ冒険映画風のティザー映像でカウントダウンしていたAMG GTファミリーの3番目にして最強グレードとなる「メルセデスAMG GT R」がワールドプレミアされた。以下、トピックスを見ていこう。
「メルセデスAMG GT R」のフィールドはレーストラックだ。鮮やかなメタリック・グリーン(AMG グリーン ヘル マグノ)のボディカラーは、ニュルブルクリンク北コースの愛称でもある「グリーン ヘル」から来ている。また、最大のアイキャッチとなる15枚のクローム・フィンが入った「AMG パナメリカーナ グリル」は、レーシングカーのAMG GT3のアイコンであり、1952年のメキシコで優勝した300SLにまでその歴史をさかのぼることができるという。
アンダーボディは空力性能向上のため完全に刷新され、RACEモード時に80km/h以上になると、40mm車高を下げてグラウンドエフェクトを増大、250km/hではフロントリフトを40kg軽減してステアリングフィードバックを改善する。また、リジッドマウントされた大型リアウイングも同様にダウンフォースを増大させている。
フロントミッドに搭載されるV8直噴ツインターボは過給圧が1.2→1.35バールへと引き上げられ、それに応じて排気ポートの形状も最適化。フライホイール軽量化や、オプティマイズされた冷却システムなどもあいまって、最高出力はGT Sに比べ75hp向上している。
7速デュアルクラッチ・トランスミッションもサーキットユースを念頭に専用チューン。そのパワーを受け止める足回りも、連続可変ダンピング機能のAMGライドコントロールを備えた金属コイル・サスペンションが専用に強化され、最大1.5度までトー角を可変させる後輪ステア機能の追加や、ユニボールマウントへの変更などが施されている。後輪ステア機能は、100km/h以下では逆位相を、100km/h以上では同位相をとる。
本国発売は2016年9月で、デリバリーは翌2017年3月。価格は未定となっている。
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