輸入SUV2年連続No.1! 「Tクロス」のグレードの違いとおすすめオプションなどを細かく解説
掲載 carview! 文:編集部/写真:編集部 43
掲載 carview! 文:編集部/写真:編集部 43
フォルクスワーゲン「T-Cross(以下、ティークロス)」は、フォルクスワーゲンのSUVとしてはもっともコンパクトなBセグメントのSUV。Bセグメントというのは「トヨタ ヤリスぐらいの車格&サイズ」という意味で、Tクロスのボディサイズはまさにトヨタ「ヤリス クロス」とだいたい同じです(※Tクロスのほうがほんの少し小さいですが)。
日本では2020年1月に発売されたTクロスですが、登録台数が2年連続で輸入SUVカテゴリーにおいてナンバーワンに。つまり、大変よく売れています。
その車台は「MQB」と呼ばれる最新世代のもの。MQBは設計の自由度が高いため、全長4115mm×全幅1760mm×全高1580mmというコンパクトなボディでありながら車内空間にはかなり余裕があり、荷室容量もクラストップレベルの455L。さらに後席の背もたれを倒せば最大1281Lまで拡大可能です。
エクステリアデザインは「ダイナミックでありながらも都会的」と言えばいいのでしょうか、SUVらしい力強さと洗練されたニュアンスがうまくミックスされています。特に、ヘッドライトと一体化したワイドなラジエターグリルは、このコンパクトなSUVにちょうどいい塩梅の力強さを与えたと言えるでしょう。実際の使用環境を想定したWLTCモード燃費値は16.9km/Lです。
2020年1月の導入当初は2種類の「日本導入記念モデル」だけが販売されていましたが、2021年3月からは通常のカタログモデル2グレードの販売をスタート。そして同年5月には、他グレードではオプション扱いとなる運転支援システム「セーフティパッケージ」を標準装備する上級グレードを追加しました。
さらに同年9月にはオプションパッケージの仕様変更を実施。人気オプションのテクノロジーパッケージには、新たに同一車線内全車速運転支援システム「Travel Assist(トラベルアシスト)」が追加され、ナビゲーションシステムが利用できるDiscover Media(ディスカバーメディア)パッケージは、9.2 インチのフラットな大型モニターを搭載するDiscover Pro(ディスカバープロ)パッケージにアップグレードされています。またそのほかインテリアでは、タッチコントロール 式エアコンディショナーパネルが全車に採用されました。
>>フォルクスワーゲン Tクロスの詳細はこちら
>>フォルクスワーゲン Tクロスの中古車相場推移
現在販売されているTクロスのグレードラインナップと、それぞれのプライスは下記のとおりです。
●TSI R-Line|357万4000円
●TSI Style|319万1000円
●TSI Active|292万5000円
上記3グレードは、要するに上から「上級グレード」「中間グレード」「ベーシックグレード」ということですが、それぞれのざっくりとした特徴は下記のとおりです。
●TSI R-Line|専用の内外装デザインや新デザインの18インチアルミホイールを採用。他グレードではオプション装備となるレーンキープアシストシステムや駐車支援システムなどがセットとなった「セーフティパッケージ」を標準装備。
●TSI Style|「セーフティパッケージ」はオプション扱いで、ホイール径は17インチ(オプションで18インチも選択可能)。運転席/助手席はスポーツコンフォートシートで、シルバールーフレールが標準装備。
●TSI Active|中間グレードであるTSI Styleとの細かな装備差はさほど大きくないが、アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付き)はパッケージオプション。そしてホイール径は16インチのみで、シルバールーフレールとインテリアアンビエントライトは選択不可。
以上がフォルクスワーゲン Tクロスに用意されている3つのグレードの価格と特徴ですが、ややこしいことに、Tクロスには計5種類のパッケージオプションも設定されています。それぞれの詳細は下記のとおりです。
●“Discover Pro”パッケージ(15万4000円)フォルクスワーゲンの純正インフォテイメントシステム“Discover Pro”が装着されるパッケージです。
●セーフティパッケージ(TSI Active=17万6000円、TSI Style=14万3000円)
上級グレードのR-Lineには標準装備のセーフティパッケージが装着されるパッケージです。
・アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付き)※TSI Activeのみ
・レーンキープアシストシステム
・ハイビームアシスト
・駐車支援システム
・ブラインドスポットディテクション
・パークディスタンスコントロール
・オプティカルパーキングシステム
・リヤトラフィックアラート
●テクノロジーパッケージ(8万8000円)
同一車線内全車速運転支援システム“Travel Assist”などが装着されるパッケージです。ただしセーフティパッケージと“Discover Pro”パッケージとセットオプションになります。
・スマートフォン ワイヤレスチャージング
・デジタルメータークラスター
・同一車線内全車速運転支援システム
●デザインパッケージ〈ブラック〉または〈ダークデニム〉(13万2000円)
中間であるTSI Styleのみに用意される、デザイン面に特化したパッケージオプションです。ただし“Discover Pro”パッケージとのセットオプションになります。
・カラーコーディネート可能パーツ=ダッシュパッド/ドアミラー/アルミホイール/シートファブリック/215/45R18 タイヤ/7J×18 アルミホイール(5ダブルスポーク)
これらパッケージオプションのうち「デザインパッケージ」だけは好き好きの問題ですが、そのほかのパッケージオプションはどれも「せっかくフォルクスワーゲンのSUVに乗るならぜひ欲しい」と思える内容です。
そのため、“Discover Pro”パッケージとセーフティパッケージ、テクノロジーパッケージを“全部盛り”にすると、ベーシックグレードであるはずのTSI Activeでも車両価格は334万3000円になり、TSI R-Lineの全部盛りは381万6000円に。正直、決して安い車ではありません。
しかし、国産コンパクトSUVと比べると高額なその価格を良しとするのであれば、おすすめは「中間グレードであるTSI Styleの、デザインパッケージを除く全部盛り=TSI Style“Discover Pro”パッケージ、セーフティパッケージ、テクノロジーパッケージということになるでしょう。その場合の車両価格は358万7000円です。
>>フォルクスワーゲン Tクロスの詳細はこちら
>>フォルクスワーゲン Tクロスの中古車相場推移
次のページ>>コスパで選ぶなら国産ライバル車一択だが…
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
新型デリカD:5・発売直前先取り詳報!
プロに聞いた「好きなクルマBEST3」あのとき買ってよけば良かった…と言わないために
高台から望む絶景と、旅に寄り添う心づかい「堂ヶ島ニュー銀水」【心を満たす温泉宿24選】
新型「RAV4」ついに発売!トヨタ初採用の技術詰め込んだ新世代SUV
日産が放つ新たな一台。NISMO特別コンセプトモデル初公開 東京オートサロン2026
LBXの魅力を格上げ!MORIZO RR専用カスタムパーツをラインアップ AIMGAIN
トヨタ 新型「GR GT/GT3」が走る!デモラン世界初披露へ 東京オートサロン2026
【25’ 12/15最新】レギュラーガソリンさらに安く、平均価格は4年ぶり150円台に
グーネット編集部がモビショーを練り歩き! 発売が待ち遠しい注目モデルに迫る
縦長グリル卒業へ!? 新世代モデルはデザイン一新!! ジャパンモビリティショー2025のBMW&MINIブース
シリーズ史上最高の反発力! ナイキ「ペガサスプレミアム」に新色が登場!! ブラウン基調の配色と“ミニスウッシュ”が目を惹く街履きにおしゃれな1足です
ホンダ新型「CR-V」公開に反響殺到! 「世界一かっこいい!」「ライバルよりイケメン」デザイン推しの声も! 「アコード」のエンジン&高性能4WD搭載する「最新SUV」がスゴい!
車高は低くても価格が高すぎ!? 「RS」投入で「ヴェゼル」の販売が好調…装備内容を考えれば「納得」の声
【V10「LFA」超えの可能性?】新型「GR GT」の4.0L V8が“トヨタ最高傑作”と噂される理由。EV時代でもV8を捨てなかった背景に迫る
【実際どうなの?】日本カー・オブ・ザ・イヤーで2位獲得! 新型「プレリュード」購入者のリアルな声
【アレがない衝撃】アウディ新サブブランドの「E7X」量産モデルが初公開! アウディ伝統“4つのリングが完全消滅”の新顔で2026年発売へ
【正式発売】トヨタ新型「RAV4」がついに登場! 価格は450〜490万円で“最大約64万円上昇”。月販3000台目標も早期完売の可能性濃厚か
「エクストレイル」改良後の売れ行きは? 中身は魅力的でも、ラインアップの弱さとライバルの新車ラッシュで苦境に陥る予感…
【軽自動車を全米で作る?】また“トランプ砲”に振り回されるかもしれない日本勢に提案したい「マンハッタン・ママチャリ計画」
【ついにニスモに6MTが来た】東京オートサロンで「フェアレディZ」マイチェン版を初公開!ドデカフェンダー装備のニスモ“新コンセプトモデル”も初披露
「ステップワゴン」が“特別仕様車効果”で販売好調。12月19日発売の「30周年記念車」で「セレナ」との差をさらに広げる!?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!