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宇宙人風の見た目以外、サイズも燃費も価格も隙のないヤリスクロスの登場で身内もライバルも赤信号!?

オジサン世代に響かない宇宙人風デザインと安っぽいインテリア

とはいえ実際どうか。ズバリ小沢の懸念は斬新すぎるエクステリアとインテリアだ。

見た目はぶっちゃけ新しすぎる。骨格はハッチバックと共通だが、外板パネルは一切なく、ヤリスがもつ端正さはほとんどない。全幅は1.765mと5ナンバーを超え、フェンダーは艶めかし大きく膨らんでいる。

なによりマスクがかなり個性的だ。今まで以上にプレスラインを極力排したフェンダーやバンパーデザインもあり、顔は宇宙人っぽい。ボディラインも古典的SUVらしからぬヌメヌメ感で包まれており、王道のSUVデザインといえばライズの方だろう。果たして保守的なオジサン世代にどこまで響くか?

逆にインテリアは驚いた事にハッチバックと基本的に同じ。インパネセンターとリアシートの座面高こそ違うが、このあたりはコストに厳しいトヨタらしい割り切りだ。よって正直乗ると特別感はなく、斬新なエクステリアのようなインパクトはない。

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