ル・マンが与えたチャンスを活かしてトヨタはタフなマシンを作れ
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫
具体的には1ラップ当たりのエネルギー回生量はそれぞれ2・4・6・8MJ(メガジュール)に区分けされ、この回生量と、燃料の種別に応じて、1ラップ当たりの燃料の最大流量と、燃料タンク容量が決められる。
ポルシェ919ハイブリッド(2.0L V4ガソリンターボ)とトヨタTS050ハイブリッド(2.4L V6ガソリンターボ)は最大回生量となる8MJを選択。燃料タンクがガソリンハイブリッドに較べて約20%小さくなるというハンディを負わされるアウディR18(4.0L V6ディーゼルターボ)は、エネルギー回生で6MJを選択している。3台のハイブリッドはともにリチウムイオンバッテリーを使っているが、昨年はポルシェがリチウムイオン、トヨタがキャパシタ、アウディがフライホイールだった。
それぞれ異なるパワーユニットを持っているのに、13.6kmのサーキットを走ってもラップタイムの差はわずか1~2秒と僅差だ。4kmのサーキットに換算するならわずか0.5秒程度。その僅差の性能で24時間走り続けるル・マンは、エンジニアにとってもドライバーにとっても偉大なチャレンジなのである。
世界の頂点で戦うトヨタにとって、今回の負けは飛躍への大きなチャンスになるはずだ。私はそう信じている。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
進化したトヨタGRヤリス 6気筒のポルシェ718ケイマン 英編集部の2024年に「1番好き」な1台!(1)
ブラバス「750」と「730」が登場! V8ターボで「750馬力」/直4ターボ+モーターで「730馬力」の最新モデル3車種を紹介します
トヨタ/GR、ダカールラリー2025に6台体制で挑戦。史上最高難度の大会でリベンジなるか
東関東道「全線開通」は2026年度に “常磐道の迂回路”どこまで進んだ? 一部前倒しも視野
フィアット新型「3列ミニバン」発表! タフな“SUVテイスト”採用した新型「ドブロ」&「ドブロマキシ」登場! スライドドアや“先進機能”も採用した「新モデル」とは!
ベントレーが推定4万人を支援…2024年に行った地域活動とは? 経済的弱者にライフチャンスを掴むきっかけを提供し、2つの権威ある賞を受賞!
自社パワーユニット開発は「大きな挑戦」とレッドブル代表。ライバルと戦えるようになるまで時間が必要だと認める
【F1チームを支える人々:フランシス・ストークス/アルピーヌ】兵士からF1物流担当に。困難を乗り越えキャリアを構築
令和に復活した伝統の“マッスルカー” 新型「ACコブラ」にエントリーモデルが登場! 390馬力の2リッターエンジン+DCT搭載
「EVで雪のなか“立ち往生”したら、どれくらいバッテリーは持ちますか?」 検証で分かった「電欠」しないために“最も有効”な寒さ対策とは?
「ビートルズ」「冴羽りょう」も惚れた!? 名車「ミニ」を愛した有名人たち 年末ドラマにも出るぞ!
ワゴンだけになったVW新型「パサート」は“広い後席&荷室”が最大の武器! 乗り心地と安定感と軽快感がハイレベルの走りは驚愕です
【訃報】スズキ元会長 鈴木修氏死去。94歳…同社を世界的メーカーへ押し上げた立役者
この「GRヤリス」は何モノ!? トヨタが「東京オートサロン25」の概要発表。サプライズは? 意味深「スープラ」も
【なにかと話題】クルマ好きをざわつかせるマツダ「CX-80」のベストバイグレードは?ニーズ別に考察した結果はこれだ!
ダイハツ「ミラ イース GR SPORT コンセプト」公開! ターボ×MT、オリジナルエアロの痛快ホットハッチ【TAS25】
【ホンダ同門対決】維持費とリセールで勝る N-BOX、走りと使い勝手でリードするフィット、幸せになれるのはどっち?
【売り切れ必至か】受注生産モデル、マツダ「ロードスター 35周年記念車」予約受付開始
【気付ける?】バッテリーから見た目、走りまで…三菱「アウトランダー」の改良が“フルモデルチェンジ級”だった
【レガシィ、ステージア世代に乗ってほしい】新型「パサート」試乗 ドライブ好きならSUVよりワゴンでしょ
【新旧エクストレイルをカスタム!】ポタ電10台搭載の災害対応キャラバンなど、日産の「オートサロン2025」出展車両を事前公開
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!