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アウディのコンセプトカー、AI:トレイルクワトロの実車をチェックした

ボディデザインのアクセントは肘のせい!?

そして今回発表された「AI:TRAIL QUATTRO(トレイルクワトロ)」は、モデル名が示唆するようにオフロードを楽しむためのBEVだ。まるでSF映画に出てくる月面探検車のようなデザインのボディは、全長4.15m、全幅2.15m、全高1.67mというサイズで、22インチホイールに全高850mmあるオフロード専用タイヤを装着し、その上には申し訳程度に伸びたフェンダーが付けられ、さらにその上にガラスで囲まれたカプセルのようなキャビンが乗せられている。

このキャビンには乗り降りが容易な左右両開きのドアがあり、巨大なサイドウィンドウは横中央で折れ曲がっている。これは乗車中に最もスペースが要求されるのがパッセンジャーのエルボー(肘)付近であることから導き出されたデザインで、チーフデザイナーのマーク・リヒテは「このデザインアイデアはいずれ量産車にも採用されるはずです」と語る。

インテリアはエクステリアに負けないほど先進的であり前衛的だ。航空機のような小さなステアリングホイールなどはそのまま量産はできそうもない。一方で、メーターパネルをスマホで代用するなど面白そうなアイデアもある。また取り外し可能なハンモック兼リアシート兼ストレージのアイデアも素晴らしい。

インテリア&カラートリム担当のシモーナは「車内を水で洗えるようにして、出来るだけその水が溜まらないようにしました。また自然素材を使うようにしています。と言ってもリアルレザーはもはや時代遅れです」と説明する。

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