サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > 試乗記 > ジャガー・Fタイプ発表 超速&詳細レポート!

ここから本文です

ジャガー・Fタイプ発表 超速&詳細レポート!

ポルシェとは似て非なる乗り味に期待

Fタイプはフロントにエンジンを置く伝統的なリヤ駆動スポーツカーを採用したが、重量配分や重心の低さなどの基本性能は入念に設計されている。なんとウォッシャータンクも後部に搭載したほどのこだわりだ。

シャシーは剛性の高いボディとサブフレームに結合されたウィッシュボーンを使うが、可変ダンパーシステムやエンジン制御(スロットルレスポンス)、ステアリングの重さとギアボックスの変速タイミングなどの機能が総合的にハーモナイズされ、快適性とスポーツ性を両立している。

さらにコンフィギュアブル・ダイナミクスでは、ドライバーの好みでサスペンションとシフトプログラムを組み合わせることも可能だ。このモードではサーキットを走った時の最大Gやラップタイムを記録することが可能らしい。将来はiPhoneにデータを送れると便利だろう。

限界付近のFRの走りを際立たせるリヤデフのLSDは「Fタイプ S」にメカニカルLSDが、「Fタイプ V8 S」には電子制御デフ(Eデフ)が標準装備される。まだ開発中であるが、ドイツのニュルブルクリンクでは、ベンチマークのポルシェを上まわるパフォーマンスは確認できたとのこと。ニュルブルクリンクの限界スポーツ走行でもDSC(ESC)はオンのままであったらしい。

「Fタイプ S」と「Fタイプ V8 S」に標準で装備されるアクティブ・エグゾースト・システムは電子制御で排気バイパス・バルブを切りかえることで、胸のすくエキゾーストサウンドが楽しめる。この音を聞かせたくてオープンカーから発表したのではないだろうか。バイパス・バルブは急加速時に開き、スポーツカーサウンドの質を強化する。「Fタイプ」にはオプションで採用される。

商売上ではポルシェを強く意識しているが、フロントエンジンがジャガーの真髄なので、ポルシェとは似て非なる乗り味であると想像できる。英国伝統の高級メーカーが作りだす快適性も、ドイツ流とひと味違うことは間違いない。21世紀のEタイプの復活に期待したい。


コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン