車のローンを組むならどれがいいのか？マイカーローンの基礎知識を解説【購入ガイド】

マイカーローンを組む前に考えたいこと

マイカーローンを組む前には、返済計画を立てることが重要です。諸経費や維持費も考えておかないと、途中で返済が困難になることもあるでしょう。実際のシュミレーションを行うことも大切です。

ここでは、マイカーローンを組む前に考えたい5つのことを解説します。

返済プランが現実的かどうか

マイカーローンの返済までにはある程度の年数が必要なので、現在の収入から毎月いくら返済可能かを判断し、無理のない範囲で返済額を設定するのが大切です。

借入期間を考える際は、ライフイベントなども十分に考慮して、返済額と借入期間の調整を行いましょう。

毎月の返済額と借入期間が決まったら、シミュレーションを各銀行のホームページ上から行うことをおすすめします。この時、最高金利で計算しておけば、想定の金額を超えることがないでしょう。

諸経費を含めた総額で考える

車の購入には車両本体価格以外にも、下記のような法定費用や登録諸費用がかかるので注意しましょう。

・税金
・登録代行費用
・納車費用
・販売店への手数料

諸費用は購入する中古車や販売店で異なりますが、車両本体価格の1～2割程が相場で、購入時に一括で支払う場合がほとんどです。

ただし、マイカーローンに諸費用を含められないケースや、頭金が必須のマイカーローンも存在するので、マイカーローンは総額で考えて利用を検討しましょう。

維持費も考えておく

車に乗り続けると維持費がかかるので、毎年の負担額をあらかじめ考えておきましょう。維持費として負担する可能性があるものは、下記を参照にしてみてください。

・燃料費
・駐車場代
・毎年の自動車税（種別割）
・法定点検費用

また、車検費用やメンテナンス費用、故障した際の修理費などが都度発生します。車種や乗る頻度に応じて維持費は異なりますが、10万円単位となる場合が多いため、ローン返済額と合わせた無理のない返済プランを立てましょう。

繰上返済も選択肢に入れておく

マイカーローンは毎月返済する以外にも、資金に余裕ができた場合に利用できる「繰上返済」という方法もあります。繰上返済には全額一括返済と一部繰上返済があり、後者では特に以下の2種類から選択可能です。

・期間短縮型
返済期間を短縮できるので、利息も減り、負担総額も減らせる

・返済額軽減型
返済額全体を軽くできるので、月々の返済額も軽くなる

繰上返済を使えば、マイカーローンの返済も早められるケースもあるので、資金が増えた際の選択肢に入れておきましょう。

実際にシミュレーションしてみる

さまざまな費用も計算し、返済プランを立てたら実際にシュミレーションをしてみましょう。月々の支払いの目安や返済総額が見えることで、返済プランがけんとうしやすくなるためおすすめです。

シュミレーションを行う際は、借入先のサイトなどで行える場合があるため、事前にチェックしておくと良いでしょう。