日産、SEMAで「Nissan Z GT4」を公開。価格は約3320万円、一般向けは23年半ばより受注開始
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:日産自動車 48
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日産と日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は11月2日、アメリカで開催されている「SEMAショー」において、「Nissan Z」(日本名:フェアレディZ)をベースとしたカスタマー向けのレース車両「Nissan Z GT4」を公開した。
今回公開されたNissan Z GT4は、日産とNISMOのヘリテージとモダンさを融合した特別カラーリングを採用。ボンネットデザインは70年代のレーシングカーのカラーリングをモチーフとし、日産のゼッケンナンバー「23」が昇る太陽をイメージした赤い円の中に配されている。
ボディカラーは、リヤに向かって日産とNISMOの象徴である赤から黒へと変化し、リヤクオーターパネルには「240Z」や「フェアレディZ」のエンブレムをモダンにデザインし直した新しいZロゴが配されている。

Nissan Z GT4のデビューは23年シーズンで、アメリカで開催される「SRO ピレリ GT4アメリカシリーズ」と、日本の「スーパー耐久シリーズ」に参戦を予定するカスタマーチームに車両を供給する予定。テクニカルサポートはNISMOが担当する。
なお、参戦を検討するチームや一般ユーザーには2023年半ばより受注を開始し、2024年シーズンから順次車両を供給する予定となっている。車両価格は22万9000ドルで、日本円でおよそ3320万円(1ドル145円換算)。ちなみに、先日発表されたトヨタ「GRスープラ GT4 EVO」の価格はおよそ2700万円で、価格だけで見るとややZの方が高くなっている。
>>GRスープラ GT4 EVO発売。価格は約2700万円、23年シーズンから投入予定

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