日本が誇る本格四駆「ランドクルーザー」の特徴をチェックした
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹 128
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ランドクルーザーという車ならではの魅力は、大きく分けて2つあります。ひとつは、初代から脈々と受け継がれている「圧倒的な悪路走破性能」です。
ライバルとなる海外メーカー製のプレミアムSUVは、一般的な乗用車と同じモノコック構造というのを採用しているのに対し、ランドクルーザーは「ジープ」などと同じ「ラダーフレーム構造」という、悪路に強い構造を採用しています。そこに現代の車ならではのさまざまな電子デバイスが加わっていますので、キャンプ場へ続く道や雪道などでは「ほぼ無敵」と言えます。
もうひとつの魅力は、端的に言って「大きくて(アイポイントが)高い」ということでしょう。これだけのサイズになりますと、走行中はハッキリ言って他の車を「見下ろす形」になりますので、その良し悪しの判断は別として、「路上の王者」になったかのような気分にひたることができます。
一方で気になるところが2つあります。ひとつは「レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)」の設定可能速度が50km/h以上であるということ。つまり、高速道路での低速ダラダラ渋滞のときには使えないわけで、これは現代の車としてはちょっと考えものかもしれません。
また前述のラダーフレーム構造は、悪路を走るうえでは大変有利なのですが、整備された舗装路を走る際は不利な方向に働きます。一般的な構造を持つSUVと比べると、舗装路での乗り心地や操縦安定性などはどうしてもやや劣ってしまうのです。
ランドクルーザーのライバルとなるのは、英国の最高級SUV「ランドローバー レンジローバー」になるかと思います。こちらは一般的な乗用車と同じモノコック構造ですので、舗装路を中心に走りたいならレンジローバーのほうがいいかもしれません。
しかしレンジローバーは率直に申し上げてかなり高額な車ですので、総合的なコストパフォーマンスの面では、ランドクルーザーのほうが断然優れていると言えるでしょう。
文:伊達軍曹
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