新型コンパクトSUV、BMW X2を日本発売。エンジンは2機種で436万円から
掲載 更新 carview! 写真:中野 英幸
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BMWは4月16日、新型コンパクトSUV「X2」の日本導入を発表した。「X1」や「2シリーズ・アクティブツアラー」と共通のFFプラットフォームをベースとしながら、全高を低めたクーペ風のスタイルや、SUVらしさとカジュアルな雰囲気を強調した「Mスポーツ X」の設定などが特徴となる。価格は436万円(sDrive18i)~515万円(xDrive20i Mスポーツ X)で、「メルセデス・ベンツGLA」や「アウディQ3」などがライバルになりそう。
X2のボディサイズは、全長4375×全幅1825×全高1535mm、ホイールベースは2670mmと、現行X1 Mスポーツに比べて80mm短く、5mm幅広く、65mm低い(ホイールベースは同じ)。一般的な機械式駐車場の高さ制限である1550mm以内に全高が抑えられ、都市部での使い勝手に優れそうだ。
デザイン面では、下部の幅を広げたキドニーグリルや3つの吸気口で構成されるエアインテーク、「2000CS」や「3.0CS」などの歴代BMWクーペと同じくCピラーに配されたブランドロゴなどが特徴的。新たに設定された「Mスポーツ X」では、フロント中央のエアインテーク周囲、前後ホイールアーチとサイドシル、リアの下部からディフューザーがグレーに塗られアクセントとなっている。また荷室は通常時で470L、リアシート可倒時で1355Lを確保している。
初期導入で設定されるパワートレーンはガソリンのみで2機種。sDrive18iには、1.5リッター直列3気筒DOHC直噴ターボ(最高出力140ps、最大トルク220Nm)、xDrive20iには2.0リッター直列4気筒直噴ターボ(同192ps、同280Nm)が搭載され、トランスミッションは前者には7速DCT、後者には8速ATが組み合わせられる。ドライブモードは標準のコンフォート、燃費を重視したエコ・プロ、スポーティなセッティングとなるスポーツの3モードが設定されている。
安全機能・運転支援システムとしては、レーン・ディパーチャー・ウォーニング、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキなどを標準装備。ストップ&ゴー機能付きのアクティブ・クルーズ・コントロールはオプションで用意される。また専用アプリをダウンロードすることでスマートフォンを通じて各種機能が利用できるBMWコネクテッド・ドライブを標準装備している。
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