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スズキの新型「KATANA」が正式発表。アップハンドルだけに目を奪われている場合じゃない

新型「KATANA」のアップハンドルは現代的な走りのための必然的カタチ

続いて、日本国内でも3月の大阪、東京のモーターサイクルショーにて、すでにプロトタイプが公開され、多くのユーザーが跨ったりしている新型「KATANA」で、いまだにいろいろと言われているスタイルについてです。

2017年の伊ミラノショーで雑誌社の企画で発表された「KATANA 3.0 CONCEPT」というワンオフモデルに、スズキが共感し、そのデザインを最大限生かすことを念頭に開発された新型「KATANA」。

そのデザインはひと目でKATANAとわかるものの、やはりオリジナル「KATANA」の衝撃を受けた世代の関心は、新型「KATANA」のアップハンドルに注目が集まってしまうのでした。

セパレートハンドルではなく、アップハンドルで発売された、オリジナル「KATANA」の国内仕様を見た時のトラウマと、セパレートハンドルに交換して警察の「刀狩り」で痛い目にあったトラウマが相まって、KATANAのアップハンドル問題は、およそ40代後半~50代以上の世代にとっては、思い出とリンクしているだけにやっかいな問題なのでしょう。

しかし、発表会でもテストライダーと操安担当の開発者は、新型「KATANA」のアップハンドルは、現代的な走りを実現するために、必然的なアイテムだったと口を揃えます。フロント荷重を活かして積極的にコーナーを攻めていく際に、車体を自由自在に振り回しやすく、且つゆっくりしたスピードで流す際にはリラックスした走りもできる、アップハンドルを基本とするポジションは、なるほど現代的で理に適った変更だと言えるのでしょう。

オリジナル「KATANA」の腕を前に思いっきり伸ばして腰を曲げる窮屈そうなポジションよりも、新型のアップハンドルのほうが操作性、快適性ともに、はるかに良いことは、とっくに頭では理解できるのですが、心のわだかまりが解けないファンは多く存在するはずです。

あとは時間が解決してくれるのか、もしくはヨシムラはじめアフターパーツの領域で画期的な解決方法が提案されるのか。追々、動向はチェックしていきたいと思います。タンク形状の変更まで含めたセパレートハンドル化や、ロングテール化など、ちょっと考えただけでもアフター業界は盛り上がりそうです。

尚、新型「KATANA」は浜松工場で生産され、希望小売価格は税込151万2000円、年間目標販売台数は1000台となっています。

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