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ドイツのディーゼル規制のニュースから日本は何を読み取るべきか?

ドイツのディーゼル規制のニュースから日本は何を読み取るべきか?

ケルン

ディーゼル車すべてが規制されるわけではない

フォルクスワーゲン グループ ジャパンが待望のディーゼル車(パサート)を日本で発売したばかりなのに、ドイツはますますディーゼル車への風当たりが厳しくなってきた、というニュースが話題だ。早とちりな日本の一部メディアは、ディーゼル車すべてが規制されるように報道しているが、実際は古いディーゼル車が対象で、ディーゼル車がすべて規制されるわけではない。逆に、古いガソリン車も規制の対象になっている(バーデン=ヴュルテンベルク州)。

ドイツでは2015年に発覚したディーゼル不正によってパンドラの箱が開き、都市部の大気汚染が年々悪化していることが明らかになった。こうした状況への対処として、古いディーゼル車やガソリン車の使用を禁止する動きが一部の州で出ている。今回の報道は、それらの州による禁止措置が、ドイツの最高裁判所に相当するドイツ連邦行政裁判所によって合法だと認められた、ということだ。

問題の本質は“内燃エンジンから排出される有害物質で汚染された大気をいかにクリーンにするか”という環境保全にある。有害物質はディーゼルエンジン、ガソリンエンジンのどちらからも排出される。早い話が古いエンジンを禁止し、クリーンなエンジンにシフトしようというのが狙いのはずなのだが、どうもドイツではVWのディーゼル不正以降、ニュースの報じられ方にしても、ディーゼルを悪者にする傾向が強い。ドイツ(欧州)のディーゼルは今後どうなるのだろうか。

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