メルセデス、上海モーターショーでコンセプトGLBを世界初披露
掲載 更新 carview! 写真:ダイムラーAG
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独メルセデス・ベンツは4月15日、上海モーターショー(4月18日~25日開催)に出展する「コンセプトGLB」の概要を明らかにした。
インテリアの予告画像が公開されてから2週間後、コンセプトGLBの全貌がついに明らかになった。コンセプトと名付けられているものの、このSUVが多少の手直しを経て市販されるのは周知の事実。さっそく注目度の高いコンセプトカーの各部を見ていきたい。
ボディのサイズは全長4634mm×全幅1890mm×全高1900mmで、ロー&ワイドなGLAとは明確に異なるボクシーなスタイルとされた。広いグラスエリアやプレスラインを極力廃した塊感のあるボディも、昨今のSUVを見慣れた目には新鮮に映る。一方でワイルドなイメージを強調するルーフライトやオフロードタイヤはコンセプト特有のコスメだろう。
ホイールベースも2829mmと長大で、この余裕を活かし3列シートの7人乗りにも対応する。2列目シートは140mmスライド可能で、最後列のレッグルームを拡大できるほか、バックレストも40:20:40の分割フォールディングや8段階のリクライニング機能を備えている。さらにレバー操作ひとつで最後列へのアクセスを容易にするイージーエントリー機能も装備し、最大4つのチャイルドシートも取り付けられるというから、ファミリー層へのアピールは万全だ。
インテリアでは、日本車顔負けのユーティリティのみならず、先進のデザインも魅力のひとつ。ナッパレザーとヌバックで覆われた贅沢な仕上げは、上質感を高めることに寄与している。また「Aクラス」と同様のデジタルメータークラスターに加え、各所の直線的なアルミ加飾が個性を引き立てている。
パワーユニットはAクラスにも積まれる最高出力224hp、最大トルク350Nmの2.0リッター直4ターボで、トランスミッションは8速DCT。駆動方式はAWDと発表されている。
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