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アクアとムーヴがマイチェン効果で躍進。C-HRは息切れ気味【マーケット概況・8月】

アクアが21ヶ月ぶりに首位へ

8月の乗用車ランキングは、これまでのホンダ N-BOXや日産 ノートが優勢だった状況に変化がみられた。首位に立ったのは、6月後半のマイナーチェンジで勢いをつけた「トヨタ アクア」。21ヶ月ぶりの首位返り咲きで、今後登録が本格化すれば、さらに台数を伸ばす可能性もある。

2位には、前月の4位からランクアップしてきた「プリウス」が入った。改良などはなく、定番ハイブリッド車としての強さを発揮した格好だ。3位には、8月初旬のマイナーチェンジで商品力を増した「ダイハツ ムーヴ」が10位からジャンプアップしてランクイン。軽自動車に限れば販売ナンバー1の座を獲得した。

一方、前月まで圧倒的な強さを誇ってきた「ホンダ N-BOX」は、4位に転落。フルモデルチェンジ前の買い控えが起こったためで、新型の販売が始まる9月以降は、再び勢いを取り戻してくる可能性が高い。事前受注は相当数にのぼるという。

5位はあいかわらずの人気ぶりを見せる「日産 ノート」、6位には同じく日産の軽乗用車「デイズ」が入った。上位モデルの台数は近接しており、順位の入れ替わりは起こりやすい状況だ。

なお2016年12月の発売からしばらくの間、上位入りをしていた「トヨタ C-HR」は新型車効果が落ち着いてきてこのところは息切れ気味。8月はカラーバリエーションを追加するテコ入れを行なったが、19位に甘んじた。

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