ホンダNシリーズ第4弾、N-WGNがデビュー
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一
いまや軽自動車界の主役と言ってもいいホンダのNシリーズ(Nボックス、Nボックス+、N-ONE)。その第4弾としてデビューした「N-WGN(エヌワゴン)」は、Nシリーズにおける"新しいベーシック"という位置付けで、広さ・便利さ・走り・燃費・安全性など、すべての要素を高いレベルで備えた"最強の欲張りハイトワゴン"として開発された。ちなみにNシリーズの担当エンジニアによると、N-WGNに続く第5弾&第6弾も開発中だという。
N-WGNのボディサイズは、全長×全幅×全高=3395×1475×1655mm。全高はNボックスより115mm低く、N-ONEより45mm高いという、Nシリーズの中での中間的ポジションで設計されている。全体としては、ヘッドライトやグリルなどを大きく見せつつ、塊感のあるワイドなスタイリングとした。デザインで狙ったのは、軽の枠を超えた立派さや上質感だ。また、正統派の標準車に加え、強い押し出しと存在感を高めた「カスタム」も用意している。ボディカラーは各11色。
インテリアも例によって、標準車とカスタムでまったく異なる世界観を表現。標準車は開放的でクリーンなイメージ、ブラックを基調としたカスタムには専用の三眼メーターやレイヤードクリアパネルなどを奢り、クールで緻密な印象を強めている。
特筆すべきは、センタータンクレイアウトを活かした居住性や使い勝手だ。まず、リアシートが前後に200mmスライドする機構をNシリーズとしては初めて採用。収納スペースも豊富かつよく考えられていて、ラゲッジ床下収納はもちろん、傘などの長尺物も収納できる横長のリアシートアンダートレイ、スマホを充電しながら仕舞えるセンターボックス、スマホ用のシートバックポケットなどを用意している。また、紫外線を約99%カットするUVカット機能付きガラスを全タイプのフロントウィンドウに、さらにカスタムではフロントドアウィンドウにも追加採用している。
全面的にリファインされた660cc3気筒DOHCエンジンは、ホンダの軽自動車として初めて、1気筒あたり2つのインジェクターを装着したツインインジェクションシステムを採用するなど、ドライバビリティと燃費性能を向上。JC08モード燃費は、NA仕様(58ps/65Nm)が29.2km/L、ターボ仕様(64ps/104Nm)が26.0km/Lで、いずれもNシリーズでトップの数値をマークしている。もちろん、全タイプにアイドリングストップ機構が採用されている。
また、VSA(横滑り防止装置)やヒルスタートアシストを全タイプに設定するなど安全装備も充実。自動ブレーキで衝突回避&被害軽減を行う「シティブレーキ・アクティブシステム」もタイプ別に設定している。
価格はN-WGNのNA車が113万1000円~143万3000円、ターボ車が135万円~153万3000円、N-WGNカスタムのNA車が133万5000円~163万3000円、ターボ車が151万円~172万3000円。すべてのタイプにFF(前輪駆動)と4WDが設定されている。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
エンジンの故障で最も酷い症状!! 直すにはエンジンのオーバーホールが必須!?「焼きつき」とは?
最新ブリザックの冬性能はどう? アイスバーンに深雪 過酷な北海道・旭川の一般道で試した ブリヂストンの新スタッドレス「ブリザックWZ-1」の“安心感”とは
「ランクル」より大きい日産「“新”3列最高級SUV」日本導入決定で問合せ“殺到”に! 全長5.3m超えの巨体に「V6TT&4WD」搭載! ユーザーから寄せられた販売店への反響は?
駅舎もプラットフォームもないのに確かに「駅」が存在する! 神奈川にある謎の「JR梶ヶ谷駅」の正体とは?
2026年はこいつを作れ!! 名車ランチア・デルタの1/8ミニカーキットがリアルすぎる!!
リアホイールが丸見えの「片持ちスイングアーム」 どんなメリットがある?
浅草の人気ホテル「リッチモンドホテル浅草」が刷新! “旅慣れた大人”が選ぶ特別な空間へ 北欧デザインと日本の伝統工芸が調和した新客室とは
スズキ『ワゴンR』が全車「カスタムZ」デザインに統一、安全&快適装備充実 価格は143万円から
ENEOSや日本郵船ら4社、船舶向けメタノール燃料供給網を米国で構築へ…共同検討開始
コンパクトでも広さは“ゴルフ級”! 2026年後半発売予定のフォルクスワーゲンの新モデル「ID.ポロ」の印象とは? “らしさ”満点の質実剛健な走りに期待大
9年ぶり全面刷新! マツダ「新型“5人乗り”SUV」に問合せ“殺到”!? 黒が効いてる「精悍フォルム」×全長4.7m級で「ちょうどイイサイズ」! まもなく発売の“最量販”モデル「新型CX-5」販売店に寄せられた「期待の声」とは
テーマは「馬」、MOMOが日本限定ステアリング「JAPAN YEAR モデル」を199本限定で発売
【いまさら聞けない】新車販売の半数以上を占める「ハイブリッド車」。“マイルド”と“ストロング”って何が違う?
【実際どうなの?】「カローラスポーツ」購入者の声…総合4.7点で走りは高評価も、「積載性」は今ひとつ? 新型登場にも期待
トヨタ次期「MR2」は「GR MR2」か「GR MR-S」か…相次ぐ商標出願で復活の噂が一気に加速
【実際どうなの?】新型「ルークス」購入者の声。「かどまる四角がかわいい」とデザイン高評価…それでもやっぱり高い?
【12月17日受注開始へ】新型「RAV4」は“日本向け3%”の超争奪戦か。先代人気を踏まえると転売ヤー参戦で“即完売”も避けられない?
V12のフェラーリをリフトアップしちゃいました。「GTC4ルッソ」ベースのオフロード仕様は“本体別”で約2700万円ナリ
【FXもスティングレーも消滅】スズキ「ワゴンR」が一部改良で“カスタムZ顔”に一本化。安全装備アップの裏でターボモデルはまさかの終了
270万円以上の「デリカミニ“デリマルPKG”」が売れまくり!? 比率8割超えの店も…購入者からは「価格以上の満足度」の声
日本でアメ車がほとんど走らない本当の理由。トランプ再登板と逆輸入トヨタ騒動…かつて導入された“フォード製救急車”とは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!