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ミニバンが活況! トヨタとホンダが複数部門で熾烈な争い【ボディタイプ別売れ筋】

登録乗用車市場に賑わい

6月の新車販売は、前年からのマイナス幅が3%以下というところまで回復し、登録乗用車については5ナンバー車と3ナンバー車が約5%のプラスとなるなど、活況を取り戻しつつある。では、いま各カテゴリーでどの車種が人気なのか。詳しい状況をチェックしていこう。

区分はハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン(ワンボックス含む)、SUV(クロスカントリー車含む)、クーペおよびオープンカー、軽乗用車の7部門とし(外国メーカー車は除く)、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)の統計に加え、「トヨタ カローラ」のように同じ車名で複数のボディタイプを持つモデルについては自動車メーカー調べのデータで集計。なお一部データに概算数字が含まれるため、総合計データとやや誤差が生じる点はご了承いただきたい。

6月の日本メーカー乗用車(海外生産車含む)の国内販売台数は軽自動車も含めて44万2631台で、前年からのマイナス幅は2.2%まで縮小した。ボディタイプごとに市場シェアを見ると、前年に比べ、ステーションワゴンとミニバンの伸びが目立つ。ステーションワゴンは「ホンダ シャトル」の登場でこの2ヶ月で急速に拡大。ミニバンは「トヨタ エスクァイア」の登場や「トヨタ ヴェルファイア/アルファード」のフルモデルチェンジで拡大したところに、ホンダがさらに「ステップワゴン」を投入し、ここ3ヶ月は近年にない賑わいを見せている。

一方、ハッチバックと軽自動車は、いずれも市場規模はあいかわらず巨大だが、去年に比べ市場シェアを大きく減少。ユーザーの他カテゴリーへの流出が続いている。

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