ミニバンが活況！ トヨタとホンダが複数部門で熾烈な争い【ボディタイプ別売れ筋】

セダン：アクシオとグレイスの戦いが熱い

セダン部門は計2万1046台で、去年のこの時期に8.6％だったシェアは10.0％にまで拡大し、今年に入ってから10％台をコンスタントに維持している。首位は2月から4月までは「トヨタ クラウン」が獲得していたが、5月に「トヨタ カローラアクシオ」が下克上でその座を奪い、6月もそのポジションを維持。フェイスリフトや安全パッケージを採用した大掛かりなマイチェンが効果を発揮している。

3位は「ホンダ グレイス」。“アクシオキラー”として投入されたコンパクトセダンは3月まではその任務を遂行していたが、新車効果がだいぶ落ち着いた模様で、4月以降は3ヶ月連続で3位に留まっている。逆にアクシオがマイチェンでグレイスを振り切り、その差を離しにかかっている状況だ。が、そうかと思えば、今度はホンダがグレイスにガソリン車を追加し、再び反撃に。その効果の程が出るのは7月以降になりそうで、来月もこの2台の攻防に注目していきたい。