レヴォーグの内装・外装は「Dynamic × Solid」「BOLDER」デザインを採用【購入ガイド】

レヴォーグの内装・外装は「Dynamic × Solid」「BOLDER」を採用

近年はSUVやミニバンの人気が高まっており、ステーションワゴンの需要は落ち着いています。しかし、その中でも人気を博しているのがスバル レヴォーグです。大容量のラゲッジスペースや高い走行性能により多くの方から選ばれています。

レヴォーグのグレード間による内装の違いや、外装について知りたいと思っている方は多いのではないでしょうか。そこで本記事では、スバル レヴォーグの内装外装について、カスタムパーツや価格も併せてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

目次

1. レヴォーグの内装・外装は「Dynamic × Solid」「BOLDER」を採用
2. レヴォーグの内装・外装におけるデザインの特徴
3. レヴォーグの内装はグレードによって異なる？
4. レヴォーグは乗り心地を重視した内装が魅力
5. レヴォーグは内装だけではなく大容量かつ使いやすい荷室にも注目
6. レヴォーグは内装をカスタムできる？

レヴォーグの内装・外装におけるデザインの特徴

レヴォーグの内装・外装には一目でスバルと分かるようなデザインが施されています。楽しさと機能性を共存させたデザインに、上品さを併せ持つ点も魅力です。ここでは、内装・外装それぞれのデザインの特徴をご紹介します。

「Dynamic × Solid」に加えて「BOLDER」デザインを初採用

レヴォーグには、Dynamic × Solidと呼ばれるスバルの骨格となるデザインに加えて、BOLDERと呼ばれるデザインが初めて採用されました。採用されたのは、2020年10月からです。フルモデルチェンジにより生まれ変わったレヴォーグは、コントロールの楽しさや高い走行性能を備えました。

Dynamic × Solidとは、躍動感と塊感を融合させたスバル独自のデザインコンセプトです。レヴォーグだけでなく、それぞれの車種に合わせて最適なバランスでデザインされています。たくましい骨格で高い堅牢性・力強さが感じられる点が特徴です。

スバル車は、レジャーやロングドライブなどにも対応できるという特徴があります。それぞれの車種の個性をより際立たせるためのデザインが、BOLDERです。

思わず出かけたくなる・何かに挑戦したくなるというような、非日常の世界へ誘ってくれるでしょう。

「SUBARUデジタルコクピット」搭載

レヴォーグには、先進性の高いSUBARUデジタルコクピットが搭載されている点も特徴です。インパネ中央に位置する11.6インチの操作性の良いセンターインフォメーションディスプレイと、ハンドル前に表示される12.3インチフル液晶メーターを備えています。

ディスプレイでは、ナビゲーション機能以外に車両設定・エアコン調整・スマートフォン連携機能などを搭載しており、アプリ利用も可能です。フル液晶メーターは、メーター・ナビゲーション・アイサイト表示など3つの画面を自由に切り替えられます。

標準装備できるグレードとメーカーオプションのグレードがあるため、どのグレードが良いか慎重に選びましょう。

レヴォーグの内装はグレードによって異なる？

レヴォーグのグレードは2023年5月時点において、GT・GT EX・GT-H・GT-H EX・STI Sport・STI Sport EX・STI Sport R・STI Sport R EXの全8種類です。グレードにより専用のインテリアなどもあるため、ここではそれぞれの内装の特徴や魅力をご紹介します。

ベーシックモデルの「GT」・「GT EX」

ベーシックモデルとなるGT・GT EXは、シンプルな黒色を基調とした内装が特徴です。機能性を重視したデザインとなっています。ベーシックモデルではありますが、加飾にダークメタリックを採用し、上質感を感じさせる作りです。

シート素材には、カジュアルで手入れのしやすいトリコットシートが採用されています。ステアリングホイールやシフトブーツのシルバーステッチがシートにもあしらわれ、統一感のある車内も魅力です。

ワンランク上の装備となる「GT-H」・「GT-H EX」

インテリアカラーは変わりませんが、GT-H・GT-H EXはベーシックモデルよりもワンランク上のパーツを装備します。シートなど随所にあしらわれていたシルバーステッチがブルーステッチへと変更となり、先進的な雰囲気が感じられるようになりました。

また、シートはトリコットとファブリックといった質感の違う素材を組み合わせたものを標準装備します。本革シートへの変更が可能です。ベーシックモデルよりもラグジュアリー感を感じさせるモデルとなります。

専用装備が魅力的な「STI Sport」・「STI Sport EX」

STI SportとSTI Sport EXは、高級感とスポーティーさを感じさせる専用装備が特徴です。内装にはボルドー/ブラック仕立ての本革シートが採用され、他のグレードとは異なる雰囲気を感じさせます。

ダークキャストメタリックの加飾とステッチはレッドに変更されたことで、車内全体の質感を高めて引き締めている点も特徴です。

ハイパフォーマンスモデル「STI Sport R」・「STI Sport R EX」

2.4L直噴ターボエンジンを搭載したRモデルは、より優れた走行性能を与えられたハイパフォーマンスモデルです。トランスミッションには、スバルパフォーマンストランスミッションが採用されています。

通常モデルは、最高出力130kW（177PS）/5200-5600rpm、300N･m（30.6kgf･m）/1600-3600rpmです。比べてRモデルは、最高出力202kW（275PS）/5600rpm、最大トルク375N･m（38.2kgf･m） / 2000-4800rpmを誇ります。

主な装備は、「STI Sport」・「STI Sport EX」と変わりはありません。

レヴォーグは乗り心地を重視した内装が魅力

レヴォーグのシートは、座り心地や形状にこだわって作られています。また、座席周りの装備も充実し、快適な環境で運転が楽しめる工夫が施されている点も魅力です。ロングドライブでも疲れを感じない、乗り心地と快適性を重視した内装に作られています。

長時間のドライブでも疲れにくい

レヴォーグのシートは、長時間のドライブでも疲れにくいシート形状です。素材にはベーシックモデルではトリコット素材が使われ、ワンランク上のモデルからは本革シートに変更もできます。

形状は体を包み込むような形状となっており、体がしっかりと固定されるためずれを防ぎ、長距離ドライブでも疲れにくく快適です。後席は、シート座面を長く設計していることで乗り心地を向上させています。

同乗者の快適性にも配慮したエアコン

STI SportとSTI Sprort EXのみに採用されているエアコンマイルドモードは、特に同乗者の快適性を向上させる機能です。この機能は、ドライブモードセレクトの中からコンフォートモードに設定することで変更でき、室内湿度を保ちながら快適な温度に調節してくれます。

特に女性や子どもは湿度や温度への変化に敏感なため、同乗する場合は非常に快適に感じられる機能です。

快適なシート周辺の装備

USB電源やフックなど、シート周辺の装備が整う点も快適性を高めています。USB電源はセンタートレイと後席それぞれに2個ずつ装備しており、スマートフォンの充電が可能です。カップホルダーも前席に2個、後席にはリアクォータポケットにペットボトルを保管できるようになっています。

後席左右のコートフックやグローブボックスの照明など、細かいところまで使い勝手を考慮して作られている点も魅力です。座席周りの収納が整っているため快適なドライブが楽しめます。

レヴォーグは内装だけではなく大容量かつ使いやすい荷室にも注目

レヴォーグは、シートや収納だけでなく大容量の荷室も魅力です。大きな開口部やシートアレンジによる使い勝手の良さを備えています。

ここでは、荷室の具体的なサイズや魅力を詳細に解説しますので、使い勝手を比較する際の参考にしてください。

大容量カーゴルームは開口部が広く積み下ろしがしやすい

ステーションワゴンであるレヴォーグは、積載力の高さも魅力です。カーゴルームの容量は492Lとなり、最大開口部が1,120mm・荷室高は771mmとなるため荷物の出し入れがしやすくなっています。

また、フロアボードの下には大型サブトランクが備わり、最大長さ682mm×幅696mm×深さ290mm、容量は69Lです。サブトランク底面からの最大高さが1,105mmあるため、高さのある荷物も容易に積み込めます。

その他、買い物袋を吊り下げられる4つのフック、カーゴフロアボードを固定できるフックを備えているなど、細かいところまで使いやすさが考慮されています。

4：2：4分割リアシートはアレンジ自在で使いやすい

レヴォーグのシートは4：2：4の分割可倒式リヤシートを採用しており、多彩なシートアレンジが可能です。荷物の長さや量に合わせてシートをアレンジすることで、2名～4名乗車時にはスキー板のような長尺物も載せられます。

また、荷物を積み込む際にはハンズフリーオープンパワーリアゲートが非常に便利です。アクセスキーを携帯した状態で、リアのエンブレムに手やひじを差し出すことでゲートを開けます。スイッチ操作が不要なため、両手がふさがった状態の時でも非常に快適です。

また、リアゲートロックスイッチを搭載しているため、スイッチを押すことで室内からリアゲートを開閉・施錠できます。

レヴォーグは内装をカスタムできる？

レヴォーグには純正のカスタムパーツが豊富にあります。より快適かつ利便性を高めるカスタマイズが可能です。また、社外品のカスタムパーツも販売されているため、パーツの選択肢も広がります。

ここでは、純正品・純正品以外のそれぞれのカスタムパーツの特徴や魅力を解説しますので、内装カスタムを視野に入れている方はぜひ参考にしてください。

純正アクセサリーが豊富でカスタムしやすい

スバルの純正アクセサリーには、車内の雰囲気を高めてくれるアイテムが多数あります。

インパネやコンソール部分のステッチを変えられるインテリアパッケージは、手触りの良い「ウルトラスエード®」を使用したシルバー・ブルーステッチの2色展開です。

LEDサイドシルプレートはステンレス製のプレートで、乗降時にボディを守ってくれます。ドアを開ける際にロゴが発光することで上質感を高めます。

その他にも、インパネイルミネーションキットやドリンクホルダーイルミネーションなど、各部点灯することで上質感を高める装備など選択肢が豊富です。

オリジナリティーを求めるなら社外パーツも選択肢に入れよう

レヴォーグには社外パーツも豊富に存在します。社外品を用いることで、オリジナリティーのある内装になるでしょう。

ドアトリムガードやグローブボックスガードなどは、車内の雰囲気を変えながら汚れを防ぐことが可能です。本革を使ったシフトノブカバーなど、上質で高級感ある素材を使用した社外パーツも多数あります。

オリジナルブランドのカスタムパーツも豊富にあるので、同ブランドでそろえて統一感を高めることも可能です。

レヴォーグオーナーの内装レビュー

車のSNSサイト「みんカラ」には、レヴォーグの内装に関するレビューが多数寄せられています。

『シートがホントにしっくりきて疲れない。メーターに地図表示できて見るのが楽』と投稿しているのは、毎日の通勤で利用するオーナーです。他にもステーションワゴンを多数乗ってきた方の『荷室がこれだけ取れてて、これだけコーナリングが安心して曲がってくれる車はなかなか無いと思いました』という声もありました。

レヴォーグの内装をカスタムするなら中古車購入もおすすめ

レヴォーグの新車価格は、GTモデルの310.2万円からとなり、最高グレードのSTI Sport R EXでは482.9万円です。純正カスタムパーツなどを追加すると、さらに高額となります。内装カスタムにこだわりたいのであれば、中古車購入もおすすめです。

中古相場は、205.7万円～538万円となります。中古車にはカスタムされたものも流通しているので総合的に費用を抑えられます。（2023年5月時点の情報です）