【予算的にOKならアリかも】乗り心地良好で走りもゴキゲン「308 GT ハイブリッド」試乗&「2008」チョイ乗り
掲載 carview! 文:伊達軍曹 4
掲載 carview! 文:伊達軍曹 4
パワーユニットは、最高出力180ps/最大トルク250Nmの1.6Lターボエンジンに、同110ps/同320Nmのモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド。
システム合計では最高出力225ps/最大トルク360Nmとなる。細かい数字はさておき、結論として「十分以上!」なパワーとトルクだ。
プラグインハイブリッド車ということで、この車は電気モーターのみで走ることもできる。WLTCモードによるEV走行換算距離は71km。100km先、200km先へと遠出する場合はさておき、日常の買い物や送迎、ちょっとした用足しなどにおいては、ガソリンを1滴も使わずに走れる場合も多いだろう。
もちろんモーターのみで走る「エレクトリック」モードのほかに、モーターとエンジンを効率的に組み合わせて走る「ハイブリッド」と、エンジン主体でダイナミックに駆動する「スポーツ」も存在している。基本的には「ハイブリッド」がデフォルトの走行モードだ。
そして幹線道路や高速道路などに308 GT ハイブリッドを駆り出してみると、前述した「十分以上なパワーとトルク」がもたらす余裕たっぷりな、あるいはきわめて痛快な動力性能が味わえるのはある意味当然として、それ以上に驚愕するのが「乗り心地の良さ」だ。
「スポーティに走れるハイパワー車=乗り心地は硬め」というのが、過去においては半ば常識だったが、308 GT ハイブリッドは、そんな常識を完全に過去のものとした。
その気になれば高性能スポーツカーも煽れるほどの(※煽ってはいけません!)加速とコーナリングができる車であるにもかかわらず、運転席で感じる乗り心地は「……これって1000万円超級の高級セダンにちょっと近いかも?」というニュアンスなのだ。
1000万円超級の車はさておき、車両価格400万~500万円ぐらいで買える車のなかではスバルの「レヴォーグ レイバック」というクロスオーバーSUVが、乗り心地的には最強ではないかと思っていた。
だが308 GT ハイブリッドはそれに匹敵している。いや、レヴォーグ レイバック以上にスポーティな性格の車なのに、同じぐらい乗り心地が超絶良好であるという意味で、それ以上なのかもしれない。
最初は満タンだったバッテリーも、数十km走れば「残量0」という表示になってしまう。が、だからといって308 GT ハイブリッドは「常にガソリンだけで走る車」になってしまうわけではない。
エンジンの発電やブレーキング時などに生まれる電気を使い、そのまま「モーター+エンジンで動くハイブリッド車」として走り続けることもできる。つまり、昨今価格が高騰しているガソリンの使用量は必然的に少なめとなる。
以上のとおり「内外装の質感が高い」「パワフルである」「乗り心地が信じられないぐらい素晴らしい」「ハンドリング性能も良い」「燃費も比較的良好である」というのが、308 GT ハイブリッドという車だ。
そしてごく普通の5ドアハッチバックでもあるため、居住性や積載性にも何ら問題はない。
(次のページに続く)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「不景気になると四角いクルマが売れる」ってホントか!? 初代スズキハスラーの大ヒットで考える「四角いクルマ」論2014【ベストカーアーカイブス】
優れた防水性と透湿性で雨や雪でも安心! デサントから全天候対応の“ハイスペックローファー”が登場 スニーカー顔負けの機能を搭載した一足とは
音楽好きが集うクラブ「オード(ORD.)」へ──トウキョウシティガイド2025
まれに見かける「白バイコスプレおじさん」……これって違反にならないの?
当時“アウトバーン最速”の異名を取ったBMW「R90S」最終年式モデルをオークションで発見 ビキニカウルと共に時代を駆け抜けた“伝説のモデル”とは
新型「“超高級”2人乗りスポーツカー」に反響多数! 斬新「M」デザイン&“豪華内装”採用に「ステキ」の声も! 585馬力「V8ターボ」搭載のメルセデス・マイバッハ「SL680 モノグラムシリーズ」が話題に
違法なのはわかっているが法を守れば仕事にならない! 危険かつ違法な「トラックの路駐駐車」には根深すぎる原因があった
色と柄で装いに詩情を添えるエトロ──2025年の秋冬スタイルを小物でアップデートする
日産 スカイラインGT-R オーテックバージョンは生誕40年の節目に400台のみ製造されたスペシャルなGT-R【愛すべき日本の珍車と珍技術】
【ランドローバー】4.4L V8ターボ+マイルドハイブリッドが標準ラインアップに 「レンジローバースポーツ」2026年型の受注開始
猿でも使える工具!? ではありません! 便利だけど、デメリットも大きい! 「モンキーレンチ」とは?
一歩間違えば「渋い駅舎」に! なぜ東京駅は「欧風レンガ造り」にこだわったのか? 都市の玄関口が回避した「和風の危機」
【実は“ランクル級”の巨漢】北米ホンダ「パイロット」が日本導入の可能性! 3列8人乗り×全長5.1mの“超ビッグSUV”がトランプ関税で動く?
「エンジンを載せる」までは決定? 4気筒かV8か、まさかのV12か。「センチュリー クーペ」の“心臓”が気になる
【欲しいなら急げ】「コペン」生産終了発表で注文殺到中。まもなく完売へ…新型に期待の声も【販売店情報】
【実際どうなの?】「ヴェゼルe:HEV」購入者の本音…総合4.7点と高評価。「価格」がネックも装備を考えれば「妥当」の声
【ゲレンデに“カブリオレ復活”の兆し】メルセデス新型「Gクラス カブリオレ」が極秘テスト開始! 限定生産で“天文学的プライス”必至か
【実際どうなの?】「NX350h」購入者の声。ダントツの総合評価、安くはないが「装備や品質を考えれば納得」…26年に改良で再び長納期に?
【デカいのはスクリーンだけじゃない】メルセデス新型「GLC EV」ついに“3列7人乗り”が初スクープ! 「GLC」初の本格ファミリーSUVに進化
装備充実で価格以上の満足度。「フロンクス」発売から1年も好調を維持…受注停止の「ヤリスクロス」の代替需要も獲得!?
「CX-3」後継はタイ生産の新SUVに。マツダ最小SUVがマイルドハイブリッド搭載&大幅デジタル化で2026年公開へ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!