新型「パトロールニスモ」登場。出力向上のV6ツインターボ＆専用足回りで性能強化…まずは中東で7月発売

新型パトロールニスモ

エンジンは70hpアップの専用チューン

搭載する「VR35DDTT」エンジンは、ニスモ専用にチューニングされ、最高出力495hp、最大トルク700Nmを発生する。このエンジンは、日産のいわき工場で生産され、専用の赤いエンジンカバーとスペシャルメタルプレートが装着されている。

トランスミッションも専用チューンの9速ATを採用。エンジン特性に合わせてチューニングされており、直線からワインディングまで、よりダイレクトな走りを提供する。

足回りには、モータースポーツの知見を活かし、22インチのレイズ製鍛造アルミホイールと電子制御ダンパーを採用。サスペンションの変更に合わせてパワーステアリングの特性を変更したことで、鋭いコーナリング性能と高速クルージング時の安定性を両立を実現している。

さらに、専用のエキゾーストシステムと「アクティブサウンドエンハンスメントシステム」を組み合わせることで、エンジンサウンドの音質を高め、ドライバーに高揚感を提供する。

中東市場向けは7月発売予定で、日本市場への導入は未定。