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中国メーカーが新型プラグインHVのインプレッションを依頼してきた

BYDとはどんなメーカーなのか?

BYDはバッテリーや携帯電話の部品を製造するIT系の部品メーカーとして設立されたが、EVのブームに乗って成長してきた。現在、リチウムイオン・バッテリーの製造・販売では世界第3位の実績がある。2008年にはジュネーブショーで世界初となるプラグイン・ハイブリッド「FD3M」を発表するなど、数ある中華民族系メーカー(外資ブランドに頼らず、中国内で自主的に開発を行なうメーカー)の中でも高い技術力を持つ自動車メーカーに急成長している。アメリカの投資家ウォーレン・バフェット氏も資本参加しているし、ダイムラーAGとの間ではBクラス・ベースの電気自動車「DENZA(デンツァ)」のジョイント・ベンチャーも始まっている。

BYDは部品メーカーから自動車を作るようになった若いメーカーだが、なんでも自分たちで作るという社風は創業者のこだわりのようだ。コア技術であるリチウムイオン・バッテリーはリン酸鉄リチウムイオン(リチウムイオン電池の一種で、正極に日本で一般的なコバルトやマンガンではなく、熱安定性が高いとされるリン酸鉄リチウムを用いる)で、その寿命と安全性では定評がある。さらにモーターも独自で設計生産している。

現在のBYDの収益源はEVバスだ。乗用車のEVはコストが高いわりに航続距離も短く、売りにくいのだろう。より公共性の高いバスはゼロエミッションという都市政策にも合致するし、燃料代を削減できるのでバス運行事業者のメリットも大きい。

BYDはEVメーカーだと思っていたが、彼らの戦略の本命は乗用車ではPHEVだった。政府と地方自治体の補助金を合わせると100万円前後のインセンティブがもらえるという。

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