トヨタが世界一を奪還 輸入車年間ベスト10も

ココも気になる！その２

12年輸入車年間ランキングをチェック！

　輸入車の販売データを集計している日本自動車輸入組合（JAIA）から、車名別年間ランキングが発表されたので、海外メーカー製乗用車についてベスト10を紹介しよう。

　1位は「VW ゴルフ」シリーズで2万2252台（前年比85.2％／前年ランキング1位）、以下、2位「BMW ミニ」シリーズ1万6212台（同113.0％／同3位）、3位「メルセデス・ベンツ Cクラス」1万5479台（同132.2％／同4位）、4位「VW ポロ」1万4442台（同95.2％／同2位）、5位「BMW 3シリーズ」1万1107台（同124.6％／同6位）、6位「BMW 1シリーズ」1万436台（同197.7％／同10位）、7位「ボルボ S60／V60／XC60」8065台（同133.7％／同8位）、8位「メルセデス・ベンツ Eクラス」7898台（同93.9％／同7位）、9位「BMW 5シリーズ」7265台（同78.5％／同5位）、10位「メルセデス・ベンツ Bクラス」6671台（同217.9％／同17位）となった。

　ゴルフはモデル末期となったことで前年割れだったが、25年連続でトップの座を守った。またメルセデスCクラスやBMW1シリーズ、メルセデスBクラスといったモデルチェンジ組が順調に順位を上げ、昨年2月発売の「アルファロメオ ジュリエッタ」も3454台で20位にランクイン。このほか、昨年初のベスト10入りを果たしたボルボ60シリーズ（S60／V60／XC60の合計）が前年比33.7％増と好調をキープしているのも注目される。

　今年は先陣を切った「メルセデス・ベンツ Aクラス」をはじめ、すでに先行予約受付が始まっている「ボルボ V40」やプジョー初のミニバンとなる「5008」、そして6月とも噂される新型ゴルフなど、リーズナブルなニューモデルが目白押し。特に昨年好調だったBMW1シリーズと新型Aクラス、新型V40、新型ゴルフがガチンコ勝負になりそうなプレミアムコンパクトクラスが輸入車ファンならずとも話題になりそうだ。