トヨタのSUV車RAV4の乗り心地や魅力とは?購入者レビューも徹底解説【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
トヨタ RAV4は、クロスオーバーSUVという新たな市場を開発するきっかけになったSUV車です。日本国内ではもちろん世界中で人気の車で、その性能や乗り心地が気になるという方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、RAV4の基本情報、乗り心地や魅力を紹介します。オーナーレビューによる評価や中古車情報も徹底解説しますので、購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
目次
RAV4は、SUVらしい重厚感のあるボディスタイリングと多角形の無骨なフェイスが特徴です。上質感のあるエクステリアに加え、優れた走行性能と安全性能もRAV4の魅力となっています。
ここでは、RAV4の魅力と乗り心地を高める機能性について見ていきましょう。
RAV4は1994年に発売して以来、トヨタのグローバルコアモデルのひとつとして世界中で愛され続けている車です。
2019年4月に新型モデルを発売後、同年10月時点での販売累計は米国で約397万台、グローバルでは約974万台となり、世界で最も売れているSUVとなりました。
国内では、近年のSUV人気からライバル車が多くありますが、RAV4はSUVの中でも比較的安く手に入ることからコストパフォーマンスに優れている点も魅力です。
RAV4の4代目モデル(2013年1月~2018年11月)は海外専売車でしたが、現行モデルの5代目(2019年~)は、約3年ぶりに国内での販売を復活しました。
5代目モデルは世界初の新4WDシステムを搭載し、安定した車両姿勢でドライバーの狙い通りのラインを走行する高い旋回性能を実現しています。
また、2020年の一部改良では、ディスプレイオーディオとインテリジェントクリアランスソナーを全グレード標準装備化しました。走行性と安全性、快適性をアップした5代目は、乗り心地の良さでも高い評価を得ています。
2021年12月の一部改良では、外板色の追加やヘッドランプ・アルミホイールの意匠変更、ガソリン車で人気の「アドベンチャー」グレードにハイブリッドタイプを追加しました。
アドベンチャーは、RAV4の中でもオフロード志向の高いグレードです。オフロード感が強いSUVは高い走行性能が特徴ですが、車両重量も重くなるため燃費の良さは期待できません。
しかしRAV4は、アドベンチャーのハイブリッドタイプを発売し、ガソリン車の15.2km/Lを超える20.3km/Lの低燃費を実現しました。
ラゲージスペースが広いこともRAV4の魅力です。リヤシートを使用した状態の奥行きは1,015mm、ラゲージ全体の容量は9.5インチのゴルフバックを4個収納できる580Lもあります。これは、ミディアムSUVクラスのトップレベルの大容量です。
さらに、6:4分割可倒式のリヤシートを倒せば奥行が1,880mmにもなります。サーフボードや釣り竿などの長い荷物の積載も可能で、アウトドアやスポーツなどにもおすすめです。
RAV4のバックドアはハンズフリーで開きます。スマートキーを携帯していれば、リヤバンパーの下に足を入れるだけでバックドアが自動開閉する仕組みです。荷物で両手がふさがっていても、簡単に荷物を積み込めます。
また、ハンズフリーバックドアには挟み込み防止機能や停止位置メモリー機能も搭載しました。挟み込み防止機能は、ドアに荷物が挟まった場合に自動でドアを開けます。
停止位置メモリー機能は、ドアが開く位置を最適な角度に記録できる機能で、手の届く範囲に設定しておけば簡単にドアを閉められます。
使いやすさや快適性の高さもRAV4の乗り心地をアップする重要なポイントです。
RAV4の乗り心地を実現するポイントとして挙げられるのが、ボディの剛性やサスペンションへのこだわりです。また、車内で快適に過ごせるようシートの座り心地や空間にも配慮がなされています。
ここでは、RAV4の快適な乗り心地を実現する3つのポイントをチェックしましょう。
RAV4のフロントサスペンションに採用されたのは、マクファーソンストラット式です。コーナリング時に車体が傾くことを抑制し、荒れた路面や段差によるショック・路面の凹凸による振動を低減しています。
リヤサスペンションに採用されたのは、ダブルウィッシュボーン式です。アーム類の配置を適正化することで安定性と応答性の両立が図られています。また、アブソーバーの最適化により、振動低減性にも優れ快適な乗り心地が実現されています。
RAV4のボディ開口部には環状骨格構造を採用しています。また、車体接合では点接合に加えて構造用接着剤を用いることにより接合部を増やした剛性強化がなされています。
この高剛性ボディにより、市街地・高速道路・オフロードなど、さまざまな場面で安心感と快適な乗り心地が実現されていると言えるでしょう。
RAV4は、長時間のドライブでも快適に過ごせるように、素材や座面の形状にこだわったシートを採用しています。疲れにくさを徹底追及したシートと、前席・後席ともに十分なスペースを確保した足元で、ゆったりとくつろげるでしょう。
また、快適温熱シートやシートベンチレーションを採用するグレードもあり、寒い日も暑い日も快適にドライブを楽しめます。
さらに、運転席はシートのポジションを調節できるため、ストレスのない姿勢での運転が可能です。ドライバー2名分のシートポジションを記憶・再現できるようになっています。
SUVは、乗り心地よりも走行性能を重視する傾向があります。しかし、RAV4はオンロードでもオフロードでも安定した走行性能を発揮するため、乗り心地の良さは抜群です。
そこでここでは、RAV4のオンロード、オフロードそれぞれの乗り心地について詳しく紹介します。
RAV4は、街乗りや山道、高速道路などのオンロード走行でも快適な乗り心地を体感できる車です。
高剛性のボディとダイナミックトルクベクタリングAWDシステム、E-Fourによる高い走破性や操縦の安定性、ハンドリング操作のしやすさは、オフロードだけではなく曲がり角やブレーキを踏む機会が多い街乗りでも役立ちます。
また、レーダークルーズコントロールによる高速道路での追従性も申し分なく、長時間のドライブも快適に楽しめるでしょう。
RAV4はオフロードでの走破性も抜群です。特にガソリン車にはマルチテレインセレクトを搭載し、路面状況に適したドライブモード(MUD&SAND、NORMAL、ROCK&DIRT)を選択できます。
ドライブモードを選択することでAIMが駆動力や4WD、ブレーキを最適に統合制御するため、オフロードでの走破性がより向上しました。
また、下り坂での車速を低車速にキープするダウンヒルアシストコントロールや、険しい上り坂でも車両の後退を緩和するヒルスタートアシストコントロールなどの機能も搭載しており、運転をサポートしてくれます。
2019年に約3年ぶりの日本国内での復活を遂げたRAV4は、発売後すぐに約5万台を売り上げるほどの大人気となりました。そのため、中古車市場への流通量も多く、登録済未使用車や走行距離の少ない車も見つけやすくなっています。
また、中古車は新車のように受注生産ではないため、購入手続き後すぐに手に入る車です。納期が早く、新車よりお得に購入できることから中古車を選ぶ方も増えています。
そこでここでは、RAV4のおすすめグレードと、carview!に寄せられた乗り心地に関するレビュー、新車価格と現在の中古車相場を見てみましょう。
RAV4のスタンダードグレードであるXのハイブリッドタイプには、2WDと4WDの駆動方式があります。特におすすめのグレードは、2.5Lのダイナミックフォースエンジンを搭載する2WDの車です。
carview!のレビューでは『流行のSUVでデザインと走り、燃料等のバランスが取れた万人受けする良い車だと思います』や『サスストロークが長く、道路の凹凸に気を使うことがなくなりました』という声もあり、走行性の高さや乗り心地の良さが分かります。
新車価格と中古車相場は以下の通りです。中古車は年式が新しい車両やオプション追加車両が多く、相場も高めではありますが、新車より100万円程度安く購入できる車両もあります。
新車価格:353万8,000円
中古車相場:238.8万円~564.2万円(共通)
(2022年11月時点での情報です)
アドベンチャーはオフロード志向のグレードです。重厚感のあるフロントグリルや19インチのアルミホイールタイヤなど、アドベンチャー専用の装備でダイナミックに仕上がっています。
carview!のレビューでは『サスペンションの効かせ具合は最高に感じる。SAIよりも乗り心地は良いし、ドアの剛性感も高くなっている』や『街乗りでも高速でも乗り心地最高です』などの高評価が多くありました。
新車価格は400万円を超えるハイブリッド アドベンチャーですが、中古車ではお得に購入できます。人気グレードのため出回っている数も多く、好みの車両を選びやすいでしょう。
新車価格:430万3,000円
中古車相場:238.8万円~564.2万円(共通)
(2022年11月時点での情報です)
性能や機能にはそこまでこだわらないという方には、ガソリンタイプのXグレードがおすすめです。
RAV4のエントリーモデルではありますが、ヘッドライトにはLEDを採用している他、「Toyota Safety Sence」を搭載しているため安全性能も申し分ありません。
carview!のレビューでは『乗り心地、静粛性は前車と比較して抜群に良くなりました』や『乗り心地も良いです。高速道路のつなぎ目は吸収してくれます』など、乗り心地の良さを評価する声が多くありました。
Xグレードの新車価格はSUVとは思えないほど安く購入できますが、中古車相場はそこまで下がっていません。しかし、納期を気にせずすぐに手に入れたい方やオプション追加の車両を購入したい方にはお得で、おすすめとなっています。
新車価格:293万8,000円
中古車相場:238.8万円~564.2万円(共通)
(2022年11月時点での情報です)
ガソリン車のアドベンチャー 4WDは、オフロード志向で高い走行性能を搭載した車が欲しい方におすすめです。燃費にこだわらず馬力のある車をお得に購入したいなら、ガソリン車が向いています。
carview!のレビューでは『見切り良く車幅感覚がわかりやすい。狭い道でも、案外楽に運転できます』や『乗り心地良く安定性がある。デザインもワイルドな感じで良い』という声があり、デザインのかっこよさや運転のしやすさ、乗り心地の良さは高評価のようです。
走破性の高いアドベンチャーでも、ガソリン車であれば比較的安く購入できます。中古車市場では年式の新しい車や未使用車も多いため、さらにお得に手に入れられるでしょう。
新車価格:368万4,000円
中古車相場:238.8万円~564.2万円(共通)
(2022年11月時点での情報です)
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
ラリージャパン2024“前夜祭”が豊田市駅前で開催。勝田貴元らが参加のサイン会とパレードランが大盛況
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!