コンチネンタルの最新スタッドレスタイヤを試した
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:コンチネンタルタイヤ
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圧雪では、トレッド面に刻まれたギザギザの切り込み、“サイプ”の中にギュッと雪を掻き入れ、その雪の柱が折れることによりトラクションを発揮する「雪柱せん断力」が重要だ。ただし、サイプを多くすれば剛性は落ちる。そこで、サイプの深さを一定ではなくランダムとし、さらに縦溝の中に突起を設けることで、ブロック間に梯子を渡したような効果により、サイプがつぶれないようにしている。
そして、ドライ路面を担当するアウタートレッドでは、ブロックを2分割し、アウト側のサイプを横方向に刻むことで、コーナリングで横方向の力が加わった時、サイプやブロックがくっつくことで剛性を確保する。
このように、路面コンディションによって要求されるものも異なれば、背反する要素もある中、さまざまなトレッドパターンを組み合わせることによって安定した性能を確保しているのだ。
一方、トレッドと並んで、タイヤの性能に重要な要素がコンパウンドだ。ゴムを柔らかくすればグリップは上がるが、剛性や耐摩耗性が落ちる。そこで今回、コンチ・バイキング・コンタクト6では、一般的に使われる「カーボンブラック」より粒子が1/10と微小な「レジン」を配合したのが特徴だ。小さな粒子とすることで柔軟性を持たせ、路面の凹凸に入り込みやすくすることでグリップ力を発揮する。さらにレジンは、低い温度域でも柔軟性を失わないというメリットもある。
スウェーデンのイベントで、このタイヤを試乗する機会が得られた。氷盤路での試乗に用いられたクルマはBMW118i。通常、もっとも苦労する発進時から高いトラクション性能が得られ、ブレーキングでも体感的な減速Gが高い。ウィンタータイヤとの比較で、0km/h→30km/h→0km/hのテストをしたが、加速、減速ともに、圧倒的な優位性があった。
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