黄色ボディに金ホイールだってOK。なんでもアリなアメ車カスタムプログラム「脱獄」とは?
掲載 更新 carview! 写真:FCA 11
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ステランティス・グループのダッジは、4ドアセダン「チャージャー」および2ドアクーペの「チャレンジャー」に、カスタマイズプログラム「ジェイルブレイク」を設定。アメ車らしい突き抜けた世界観の2台を見ていこう。
“脱獄”を意味する「ジェイルブレイク」をメーカー系モデルの商品名として採用してしまうあたりはさすがアメリカ。なおジェイルブレイクは、メーカー非公認の改造方法を指すIT業界のスラング。ダッジは、約半数が何らかのカスタマイズを行うオーナーに向け、ジェイルブレイクという新たなカスタマイズプログラムを提供する。
ジェイルブレイクは、カタログモデル中の最強グレード「SRT ヘルキャット レッドアイ ワイドボディ」に設定され、同モデルは、ド迫力のオーバーフェンダーを備え、807hpもの怪力を発生する6.2LスーパーチャージドV8を搭載する。
カスタマイズ範囲は多岐にわたり、例えばチャージャーでは、ホイールが7種、エクステリアストライプが6種、シートが5種、ステアリングホイールが4種設定される。この中には、通常は選べない「ハンマーヘッド・グレー・ラグナ」シートや、レザー/アルカンターラコンビのSRTロゴ入りステアリングホイールなども含まれ、こうした専用装備だけでもジェイルブレイクを選択する価値があるだろう。
さらに、こうしたパーツはオーナーが自由に組み合わせ可能。通常のラインアップでは選べないカラーコンビネーションも存在するものだが、ジェイルブレイクではそうした制約が一切ない。実際、ダッジのCEOは、イエローのボディーに真鍮色のホイール、グレーのシート、ブルーのブレーキキャリパーといったエキセントリックな組み合わせも望めば実現可能と語っている。一方、ダッジのデザインオフィスによるクールな作例も用意されており、センスに自信がない(?)人にも安心だ。
ベースモデルの価格は、チャージャーが81,825ドル(約936万円)、チャレンジャーが79,465ドル(約909万円)で、ジェイルブレイクのベース価格は995ドル(約11万円)に設定される。ベースから高額なクルマだが、自分の理想の1台が作れるというのは魅力。年内のオーダー開始と同時に人気が爆発するのは間違いないだろう。
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