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iQ第2弾、九島辰也、試乗 真のプレミアムはあるか

iQはプレミアムか?

トヨタはいま、これからのクルマづくりを考える上で、様々な試みを行っている。先日既存のハイブリッド技術を応用した燃料電池車に乗せてもらったが、並行してEVにもチカラを注ぐとコメントしている。化石燃料の枯渇と地球温暖化への答え探しは、まだはじまったばかりかもしれない。

そしてiQもまた、その答えのひとつといっていい。ガソリンユニットにしろディーゼルにしろ、省燃費のメリットは高い。それでいて、安全性/快適性に妥協をなくしたのがこのクルマの立ち位置ということだ。

つまり、iQがプレミアムというのはそのことを指す。一般にプレミアムというと、レザーシートやリアルウッドパネルなどゴージャスな装備をイメージするが、本来の意味は「付加価値」のようなもの。クラス以上のナニかが付けば、それはプレミアムとなる。その意味でこいつは間違いなくプレミアム。ドアを開けただけで軽自動車とは違う剛性感と質感を得られる。

さて、そんなiQだが、発売されればヨーロッパですぐさま人気者になるかと思われる。iQのプロファイルはフランス人に代表される合理的な彼の地の人々と相性はいいはず。発売から半年もすればパリのあちこちで見かけることになるだろう。ところが、軽自動車文化の浸透した日本ではその勘所はなかなか理解しにくい。プライスと積載性でバリューが決まるとなれば、iQに不利な部分も出てくる。

そこで、iQのメインマーケットとして浮上するのが軽自動車気質の薄い大都市圏。シティコミューターとしてその威力を発揮する。それにプレミアムなマイクロカーを受け入れる土壌もある。実用性の高い理詰めで出来たパッケージングは、乗るだけで知性を感じさせるというものだ。

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